
北九州空港で進む「物流の効率化」 過去最大規模の<半導体露光装置>輸送案件も実施
(アイキャッチ画像はイメージ<写真AC提供>)
北九州市は福岡県や苅田町などの関係者と連携し、九州で唯一貨物定期便が就航している北九州空港の貨物拠点化に向けた取り組みを進めています。
特に半導体製造装置をはじめとした半導体関連貨物の集貨促進に力を入れており、これまで多くの輸送実績を積み重ねてきたといいます。
昨年末には、北九州空港として過去最大規模かつ極めて高度な輸送品質が求められる“半導体露光装置の輸送案件”が無事に完了したことが発表されています。
北九州空港で進む受入体制の構築
今回輸送された半導体製造装置の重量は約180トン。大型機の貨物専用便でオランダ・スキポール空港から北九州空港に運ばれました。
(画像はイメージ<写真AC提供>)北九州空港では地域の輸送ニーズに応えるため、2023年からDHLグローバルフォワーディンや大韓航空が中心となり、北九州空港への半導体製造装置輸送の取り組みを開始。貨物定期便のグランドハンドリング(地上支援業務の全般を担う職種)に関する企業とも連携しています。
今回の半導体製造装置輸送でも、各社の経験豊富なスタッフが協力し、オランダ・スキポール空港から北九州空港までリスク評価を実施。温度や湿度管理・振動対策に至るまで、安全かつ効率的な輸送に向けた綿密な戦略を立案、実行したそうです。
このように、北九州空港における安定的なオペレーション体制を確立しているといい、半導体製造装置輸送など高度な輸送の受入体制の構築が進んでいるといいます。
地域企業の国際ビジネス展開に貢献
半導体関連貨物の集貨促進するため、福岡県や北九州市等で構成する北九州空港利用促進協議会では、国際貨物を輸送する事業者に対し輸送経費の一部助成を行っています。
また、半導体製造装置等を輸送する場合には追加助成も実施しているそうです。
北九州空港で特殊貨物の受け入れが可能となることで、物流の効率化が図られ、地域企業の国際ビジネス展開に貢献することが期待されます。
※2026年3月29日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)
