ギラヴァンツ北九州 今後の注目選手は?/フリーライター・上田真之介さん【FORZA KITAQ】
「FORZA KITAQ(フォルツァキタキュー)」は、小倉北区のコミュニティFM放送局「FM KITAQ」で毎週金曜日17:00~18:55に北九州のスポーツの話題をメインに、釣り情報をお伝えするコーナー「週刊つりニュース」などをお届けする番組です。ラジオを聞き逃した人のために、放送された番組の内容を『北九州ノコト』で振り返ります。
今回(2023年7月14日)のゲストは、フリーライターの上田真之介さん。
サッカーでは主にJ3ギラヴァンツ北九州や、J2レノファ山口の取材を担当しているということで、まずはギラヴァンツ北九州についての話からスタート。
ギラヴァンツ北九州の原点を知る一人
上田さんはギラヴァンツ北九州がJリーグに参入した2010年から取材を続けていますが、試合を見始めたのはそれ以前のニューウェーブ北九州の頃。まさにギラヴァンツ北九州の原点を知る一人でもあります。
ギラヴァンツ北九州とレノファ山口といえば、レノファがJ2に昇格した2016年に始まった「関門海峡ダービー」ですが、ギラヴァンツがJ3へ再降格したために2度目の中断中です。早く「関門海峡ダービー」の復活をまずはJ2で見たいところですが、今シーズンもJ2昇格を目標に掲げながらもシーズン前半は非常に厳しい戦いを強いられたギラヴァンツ。シーズン折り返しを前に徐々に調子を上げており、後半戦での巻き返しが期待されます。
上田さんに挙げてもらった今後の注目選手は、攻撃では野瀬龍世選手、守備では大石悠介選手。
小柄ながらもスタミナ豊富でピッチを動き回り、闘志あふれるプレーで注目を集める野瀬選手は、ミクスタでの長野戦で決めたシュートは長野のシュタルフ監督からも「スーパーゴール」と評価されたほどです。
大卒ルーキーの大石選手は高さとフィジカルの強さもあり、試合経験を積むことで更なる成長を見せてくれそうです。
北九州市出身の中田拓也選手の出場に期待「ツール・ド・九州」
番組終盤には自転車競技にも詳しい上田さんに、10月6日から10月9日まで開催される「マイナビ ツール・ド・九州2023」に関連した話題も紹介してもらいました。
自転車のレースには大きく分けて1日で完結するレースと、複数の日程にわたって行われるレースの2つの種類があり、「ツール・ド・九州」は「福岡」「熊本・阿蘇」「大分」のステージで、3日間に渡って行われたレースの合計タイムが一番早い人が優勝するというレースとのこと。初日「福岡」のステージは、北九州メディアドームからスタートです。
6日に行われる小倉城周辺を周回するコースの「小倉城クリテリウム」は、オープニングイベント的な位置づけの非公式戦だそうです。
日本では広範囲に渡って道路を規制してレースを行うのが難しいため、小倉城クリテリウムのように市街地を周回するレースが多いそうですが、「ツール・ド・九州」はヨーロッパのレースのようにひたすら山道を走っていくようなコースになるので、本場に近い形のレースを楽しめるのでは?とのこと。
現在まだ正式な出場選手は分かっていませんが、有力選手としてヴィクトワール広島に所属する北九州市出身の中田拓也選手を挙げてもらいました。地元出身選手が出場するとなると、応援する気持ちが更に高まりますね。「ツール・ド・九州」の今後の情報に注目したいと思います。
その他より詳しい放送内容は「FM KITAQ」YouTubeチャンネルから視聴できます。
(FM KITAQ・FORZA KITAQ担当 東恭子)