北九州市立美術館でコレクション展「彫刻家のデッサン―創作の手がかり」開催【北九州市戸畑区】
北九州市立美術館本館(北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1)は11月23日~来年2月2日まで、コレクション展「彫刻家のデッサン―創作の手がかり」を開催します。
彫刻家による「平面作品」に焦点を当てた展示
彫刻家として活躍しながら、スケッチやドローイングをはじめ、版画や絵画など多くの平面作品を発表している作家がいます。
彫刻の制作に向かう周辺で描き出された平面には、作家の構想や思考の変遷といった痕跡をみることができます。立体制作と深く関わる彫刻家のデッサンは、画家のデッサンとは異なる魅力があるのだそう。
特集では、柳原義達、豊福知徳、若林奮、植松奎二、青木野枝、三沢厚彦らのほか、マイヨールやマリーニなど、国内から海外まで近現代の彫刻家によるデッサンや版画などの平面作品に焦点を当て、コレクションの中から彫刻作品とともに紹介。
また、特集以外では、ドガやルノワールなどの名品、絵画や版画の制作を主としながら彫刻やオブジェも手がける高橋秀や草間彌生、浜田知明らの作品が展示されます。
学芸員によるギャラリートーク
11月30日と12月15日、1月12日の各日程では、学芸員が展示会の見どころを解説する「学芸員によるギャラリートーク」も開催。こちらは午後2時から30分程度行われます。
ギャラリートークは申込不要ですが、参加にはコレクション展の観覧料が必要です。
詳細は、北九州市立美術館ホームページで確認することができます。
<「彫刻家のデッサン―創作の手がかり」概要>
■会期/11月23日~2月2日
■開館時間/9:30~17:30(入館は17:00まで)
■観覧料/一般300円、高大生200円、小中生100円
■休館日/月曜(月曜が祝日・振替休日の場合は開館し、翌火曜が休館)12月29日~1月3日は休館
※2024年11月19日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)