
小学生が考案? 大池公園が<思いっきり公園>に 北九州市初の取り組み【北九州市八幡西区】
(アイキャッチ画像:大池公園に新設された「ルール看板」)
北九州市では、市の施策にこどもたちの意見を反映する「みらい政策委員会制度」を実施しています。
その一環として、「公園を思いっきり遊べる、楽しめる場所にするには」というテーマで検討を重ね、児童の考えた「ルール看板」や「駐輪場」の設置が実現し、3月中旬にはお披露目会を実施されました。
子どもたち自身が主体となって<公園のルール>を作る
「ルール看板」や「駐輪場」が設置されたのは、北九州市八幡西区にある「大池公園」。昨年3月に“地域のシンボル”ともいえるタコの滑り台をリニューアルした公園です。
今回の取り組みでは、全国的にも話題になることの多い「公園で子どもが遊べない」という問題について、子どもたち自身が主体となって考えました。
こういった子どもが主体となって公園のルールを考えることは北九州市初の取り組みで、市内第1号となる「思いっきり公園」なのだそう。
園内には、「遊具をゆずりあって使おう」や「すべり台は上から下へ正しい向きですべろう」など地元の小学生が自分たちで考えたルールの看板が新設されました。
自分たちが自由に遊ぶためのルールではなく「ボールが道路に出ないように遊ぼう」など、色々な人が利用することを配慮して作ったそう。
なお、看板には児童らが描いた似顔絵がプリントされています。
駐輪場を2カ所新設
公園には新たに駐輪場も設けられました。園内に2カ所に設置されています。
同様の課題を抱えている他の公園でも、使い方を考えるきっかけになるといいですね。
みらい政策委員会の詳細は、北九州市のホームページから確認できます。
※2025年4月10日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)