
登校しなくても欠席にならない? 北九州市版ラーケーション「KitaQ(休)まなぼっちゃ」 開始
(アイキャッチ画像はイメージ<写真AC提供>)
北九州市では、北九州市立学校の児童生徒が保護者などと校外で学んだり、体験活動を行ったりする場合、学校に登校しなくても欠席扱いとはしない制度「ラーケーション」を試行実施しています。
同制度は、来年度以降で本格的に実施される予定です。
<ラーケーション>で学校と家庭が連携した新しい学びのかたち
ラーケーションとは、「子どもの学び<ラーニング>」と「休暇<バケーション>」を組み合わせた造語で、子どもたちが保護者とともに、学校外で学びを深めるために休暇を利用する取り組みのことです。
北九州市は、学校と家庭等が連携して子どもの主体性を育み、社会全体でこどもを見守り、健やかに育む環境づくりを推進。現在、北九州市版のラーケーション「kitaQ(休)まなぼっちゃ」を試行実施しています。
活動内容はボランティア・史跡めぐりなど「自主的な学び」に繋がれば自由
制度の対象は、北九州市立小・中・特別支援学校及び高等学校。また取得は、保護者の届出により年間3日まで可能です。
各学校で行事の日や定期考査期間などの<除外日・除外期間>が設定されるため、注意が必要です。

また、対象の活動内容は「旅先で古代の史跡めぐりをする」「保護者と一緒にスポーツをする」「家族でクラシックコンサートに出かける」「地域のボランティア活動に参加する」「将来について親子で語り合う」など、自主的な学びにつながるものであれば、問わないとのことです。
※2025年9月13日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)