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北九州のレモンサワーは赤い? 若戸大橋をイメージした地元酒で乾杯!

北九州ならではのお酒があること、知っていますか?
若松のレモン、みかん、芋を使った地元酒。今日の乾杯にいかがでしょう。
若松の「港の酒屋みつばや」で購入できる地元のお酒をご紹介します。

赤いレモンサワー

画像提供:港の酒屋みつばや

昨年7月に発売された「北九州レモンサワーnomel」は、レモンサワーなのに赤色。若松区の倉松酒販株式会社が、地元食材の美味しさをアピールするために開発されたレモンサワーです。名前の「nomel」は、スペルを逆から読むと…レモン!若松のレモンを使用している地産地消のリキュールです。

なぜ赤いのか…若松といえば「若戸大橋」ですよね。若戸大橋をイメージして赤色に着色したとのこと。若松で採れた紫芋の野菜色素で着色しているため、無添加で安心です。レモンサワーなのに赤い珍しさと、地元ならではのお酒ということで人気を集めています。

リキュールを1、ソーダを4の割合でいただきます。味わいは、きりっとしたレモンの酸味と爽やかな香り。少し甘味を感じながら、すっきり飲めるサワーです。夜の若戸大橋をバックにするとかっこよく、日差しをあびると爽やかでかわいらしいレモンサワー。オンライン飲み会で、「何飲みよると?」「レモンサワー!」「なんで赤いと?」なんて会話が生まれてきそうです。

若松のみかんで作られた梅酒「Mikkan」

画像提供:港の酒屋みつばや

港の酒屋みつばやでは、オリジナル商品も販売しています。
店主の三葉さんは「若松をもっと盛り上げたい」との気持ちから、若松北海岸に面した有毛のみかんを使用した商品の開発に取り組みました。若松みかん梅酒「Mikkan」もその中のひとつ。9年前に発売され、お土産、お中元、お歳暮など贈答品としても人気です。

三葉さんによると「中国から伝わった温州みかんは当時『密柑(みつかん)』と呼ばれていたと言われていて、そこから『Millan(みっかん)』と名付けました」とのこと。アルコール度数は9%。温州みかんのほのかな香りと優しい甘味。どこか懐かしい味わいを意識してつくったそうです。

過去3回開催された若松区主催のお土産コンテストでは、「Mikkan」が「地賛地賞」を受賞。他にも「若松みかん紅茶」「若松みかんジャム」「若松みかんミルクキャラメル」「若松みかんドレッシング」など、若松みかんシリーズとして販売しており、これらが楽しめる「若松みかん詰め合わせギフト」は同コンテストで「銅賞」を受賞しています。お酒以外の豊富なラインナップもぜひ試したいですね。

かわいいパッケージの焼酎「Maimo」

画像提供:港の酒屋みつばや

若松のさつまいもと、門司のお米で作られた焼酎「Maimo」。こちらも港の酒屋みつばやのオリジナル商品です。
若戸大橋を越えて巡り合った原料から、北九州の焼酎が生まれました。名前は「みつばや」の頭文字と、米(まい)、さつまいもを組み合わせてMaimo。さつまいもの甘さがほんのり香りますが、後味がスッキリしている焼酎です。飲み方は、ロックかお湯割りがおすすめとのこと。

店主の想い「地元のものを使ったお酒を」

「北九州を盛り上げたい気持ちから開発しました。まだ飲んだことがない人にはぜひ一度飲んでほしい」という三葉さん。地元愛が詰まったお酒で、乾杯をしませんか?

(北九州ノコト・大畠あずさ)
※5月12日に電話にて取材を行いました。

店名 港の酒屋みつばや
住所 北九州市若松区本町1-8-10
交通 北九州市営バス「エスト本町東口」より徒歩2分
電話番号 093-761-3882
営業時間 10:00~19:00
10:00~18:00(※緊急事態宣言期間)
定休日 日曜日
公式HP http://mizbaya.com/
備考

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