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八幡西区千代ヶ崎に「鉄板ステーキABAREUMA」開店 新感覚の“ステーキ居酒屋”

(アイキャッチ画像:店主の大久保さん)

11月12日、産業医科大学にほど近い八幡西区千代ヶ崎にステーキ居酒屋「鉄板ステーキABAREUMA(あばれうま)」がオープンしました。

「本城西団地」交差点から産医大通りを1本入った場所に位置する同店。かつて同じ場所にった「鉄板ダイニング鉄○」で10年ほど前に働いていたという大久保慶子さんが店主を務めています。

看板メニューは「ヒレステーキ」「ハラミステーキ」

店名にもある通り、看板メニューは「鉄板ステーキ」。炭火で炙る「ヒレステーキ」「ハラミステーキ」(各1280円)をメインに、多彩なおつまみを取り揃えています。

ステーキの部位は、赤身と適度に脂身のあるお肉、2種類を置くようにしているそうで、仕入れの状況により、ヒレ、ハラミの場合や、ヒレ、リブの場合もあるとのこと。また、ソースも自家製で、わさびを添えて、玉ねぎなどが入った和風ソースと、赤ワインベースの洋風ソースで提供していると言います。

居酒屋でありつつ「ステーキ」を看板メニューにした理由は、「居酒屋と聞くと、お客さんは料理の種類も豊富で何でもあるというイメージを抱くのではないかと思いました。『ステーキ』という1本の柱を置くことで、お客さんに料理のメインが伝わりやすくなります。1人でお店を切り盛りすることも考慮し、品数を絞ってメインのステーキに力を入れることを選択しました」と大久保さん。

おつまみは350円から用意 お酒の種類も充実

おつまみは350円から用意されているので、「お腹は空いていないけれど軽く1杯」という使い方もOK。深夜午前1時頃まで営業しているので、2軒目3軒目に立ち寄るのも歓迎だそう。

ちなみに、おつまみの中では「鉄板ダイニング鉄○」でも提供していた「もち明太チーズ」が特に人気。大久保さんは「牛すじカレーや炊き込んで作るガーリックライス(写真下)もオススメです。ぜひ、ステーキと共に食べていただきたい自慢の逸品です」と話します。

「居酒屋」というだけあって、お酒の種類も豊富。この界隈では珍しいアサヒ生ビール「マルエフ」を樽生で提供したり、焼酎は定番すぎるものを置かず、スーパーなどではあまり見かけないものをキープできるようにしていたりと、店主のこだわりが詰まったお酒を楽しむことができます。

女性1人、もしくは女性グループで来店した人には、ドリンクの割り引きがあるそうです。

“人と人とを繋ぐ” そんな場所になれば最高

大久保さんは、かつて働いていた「鉄○」のオーナーで、現在は「お好み焼き 木の木」2代目オーナーの木村さんに昔からお世話になっていると言います。上京する際や海外にワーキングホリデーに行った時、地元の北九州に帰ってきた際など、折に触れ、いつも応援してもらっていたそうです。

「今年の初め頃に地元に帰ってきた際にも『お好み焼き 木の木』にアルバイトとして迎え入れてくださり、今後の生き方など相談させてもらっていました。その中で『自分もいずれお店をやってみたい』と考えていることなどを相談していくうちに、さまざまなアドバイスやバックアップをいただき、今回思い切ってこのタイミングで、まずは1人でチャレンジしてみようと決心しました」。その最初のチャレンジの場所として選んだのが、丸2年ほど空き店舗となっていた「鉄○」があった場所でした。

今後どういったお店にしていきたいか尋ねると、「笑顔あふれる空間にできたらいいなと思っています。自分が今までたくさんの人に応援してもらって、東京や海外やたくさんの場所に行かせてもらって、生活して、旅をして…。そのエッセンスをお店に出していけたらなと。そして今までたくさんの方にお世話になった分、これから私が誰かにその役割りをできたらなと。人と人とを繋ぐ、そんな場所になれば最高ですね」とコメントを寄せてくれました。

■住所/北九州市八幡西区千代ヶ崎3-1-19
■営業時間/午後6時~翌午前1時頃

※2021年12月2日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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