北九州市は12月15日、新型コロナウイルスの影響を受けている子育て世帯を支援するため、国が18歳以下の児童1人あたり10万円相当を給付する臨時特別給付金について、年内に10万円を現金一括給付することを発表しました。
中学生までの児童手当受給世帯（一部を除く）に対し、同居している高校生分も含めて、支給対象児童1人あたり10万円が申請不要で児童手当の受給口座に支給されます。令和3年9月分の児童手当受給中の世帯（公務員世帯を除く）については、12月23日（木）に振り込み予定です。
北九州市では先行給付金5万円について、年内に給付を開始できるよう準備を進めていましたが、幅広く活用できる現金での給付を望む声が多くあった状況などから、支給対象児童1人当たり10万円を現金で一括支給することを決定したとのことです。
申請が必要な支給対象者は来年1月から10万円を全額一括で順次給付
支給対象者のうち、申請が不要なのは、「① 令和3年9月分の児童手当支給対象児童（中学生までの児童）」と「② ①と同一世帯の兄・姉である高校生世代の児童（平成15年4月2日～平成18年4月1日生まれ）」に該当する対象児童（11万1671人）を養育する世帯。対象者には個別に通知書が送付されるとのことです。
一方、「高校生のみ世帯の児童」および「公務員世帯の児童」「令和3年10月1日以降令和4年3月31日までに生まれた新生児」を合わせた2万7118人を養育する世帯については、申請が必要になります。申請が必要な世帯の児童については年内に受け付けを開始し、10万円を全額一括で来年1月から順次給付されるとのことです。
ただし、主たる生計維持者の所得が、児童手当の所得制限限度額を超える場合は対象外となります。
詳細は北九州市ホームページで確認できます。
※2021年12月18日現在の情報です
（北九州ノコト編集部）
