【八幡東区】「環境ミュージアム」でGWイベント実施 『鉄の道』VR体験など

(アイキャッチ画像:館内の様子)

「環境ミュージアム」では、GW期間中に子どもから大人まで楽しめる、さまざまなイベントを実施します。

環境ミュージアムとは

2001(平成13)年に開催された北九州博覧祭のパビリオンとして誕生。それ以来、「環境学習の場」「環境活動の拠点」として市内外から多くの人が訪れている施設です。

公害克服の歴史や世界の環境問題、身の回りのエコ活動や市民・企業の環境への取り組みなど、『見て・触れて・楽しみながら』学ぶことができます。館内では、戸畑区婦人会協議会が1965年に制作した、北九州市の公害克服のきっかけともいえる公害記録映画「青空がほしい」を見ることもできます。

また、「食品ロス」や「水の循環」などについて、触ったり動かしたり遊びながら学べる展示もあり、子どもたちも楽しんでいます。

子ども向け・親子向けなどワークショップ6つを実施

ワークショップは、以下の6つを予定。

4月30日開催の「消臭ジェル」は、保冷剤を使って消臭剤をつくります。また、5月1日開催の「空き缶カー」では、空き缶を動くおもちゃにしていきます。いずれも子ども向けで、各日午前10時30分からと午後1時30分からの2回実施。参加費300円。定員は各回10人。事前申し込みが必要です。

5月3日~5日には「生き物観察会」と「鉄の道」が実施されます。「生き物観察会」は、アカハライモリやサワガニを観察して模型に色を塗ります。午前9時30分からと午後1時からの2回。所要時間は20分ほど。随時受け付けで、参加費300円。「鉄の道」は、『鉄』という物質をテーマに地球の歴史を振り返る内容となっています。午前11時からと午後2時から。参加費300円。両イベントとも誰でも参加でき、事前申し込みは不要です。

5月7日開催の「コーヒー消臭袋」は、親子・大人向けのワークショップ。コーヒーの出がらしを消臭袋にしていきます。午前10時30分からと午後1時30分からの2回。参加費500円。定員は各回10人です。

5月8日に実施される「紙パックいす」は紙パックを使って、いすをつくります。親子・大人向け。午前10時からと午後1時30分からの2回。参加費1000円。定員は各回5人。小学生以下は保護者同伴での参加となります。

事前申し込みが必要なものは、環境ミュージアム(TEL093-663-6751)へ電話で申し込みとなります。

GW特別展示「海ごみについて考えよう!」

4月29日~5月8日(5月2日は休館日)、GW特別展示「海ごみについて考えよう!」が行われます。ごみに囲まれた世界を体感できる「海ごみの実物展示」や、顕微鏡でマイクロプラスチックを観察する「探そう!マイクロプラスチック!」などを予定

また、館内ドームシアターでは、ドキュメンタリー「プラスチックの海」の無料上映もあります。映画を見て、プラスチックごみについて考えることができます。無料上映は、5月2日・6日を除く毎日開催。午前10時30分からと午後1時30分からの1日2回上映です。

協力は「私たちの未来環境プロジェクト」「北九州市立大学421Lab.」「青空学プロジェクト」「SGDsシネマダイアローグ事務局」。

鉄の道VR体験

GW期間に合わせ、「鉄の道」VR体験も行われます。一世紀以上前の八幡村、溶鉱炉、工場のへ! 日本近代化の歴史と鉄づくりについてVRを使いながら学ぶことができます。視聴時間は約6分。対象年齢は10歳以上。

詳細は「環境ミュージアム」ホームページで確認することができます。

■住所/北九州市八幡東区東田2-2-6
■開館時間/9:00~17:00
■休館日/月曜(祝日の場合は翌日)
■入館料/無料

※2022年4月29日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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