門司港レトロ観光列車「潮風号」が運行再開! 乗車人数は通常の半分に
(画像提供:北九州市観光情報サイト「ぐるリッチ!北Q州」)
門司港レトロ観光列車「潮風号」は6月20日、運行を再開しました。潮風号は、JR門司港駅から徒歩1分の九州鉄道記念館から関門海峡が見えるところまでを結びます。
レトロ感のある青い機関車
元々は、門司港駅から和布刈公園をぐるりと回り込んで田浦港まで、臨港線と言われる貨物専用の路線が伸びていました。石灰石やセメントを運ぶ貨物列車が走っていましたが、輸送量が減少したため2005年に休止。
その後、「九州鉄道記念館駅」「出光美術館駅」「ノーフォーク広場駅」「関門海峡めかり駅」とそれぞれ名付けられた4つの駅が設けられ、2009年から観光列車が走り出しました。
青を基調としたディーゼル機関車(DB-10)は、おしゃれでレトロなデザイン。名称は公募で「潮風号」に決まりました。
基本的に土日祝の運行(※春休み、GW、夏休みの期間は毎日運行)で、運賃は大人片道300円、子ども(小学生)片道150円。始発駅から終点駅までのおよそ2キロの距離を10分で走ります。関門海峡、門司港の海や建物、史跡を眺めることができます。
コロナ対策は横並びでの着席も
運行は、新型コロナ感染拡大防止の対策を行いながらの再開となります。
78席ある座席数を半数の38席に減らし、車内の窓は開放した状態での運行です。乗務員のマスク着用、消毒液の設置、横並びでの着席などの取り組みも実施しています。
潮風にあたりながら、門司港レトロ地区の小旅行をお楽しみください。
(北九州ノコト編集部)
◆北九州銀行レトロライン 門司港レトロ観光列車 潮風号
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