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映画・文化活動でつながる明日へ/株式会社丸ふじ社長・後藤祐平さん

アイキャッチ画像:中央がゲストの後藤祐平さん)

西日本新聞社北九州本社が制作するラジオ番組「ファンファン北九州」。地元新聞社ならではのディープな情報&北九州の魅力を紹介しています。ラジオを聞き逃した人のために、放送された番組の内容を『北九州ノコト』で振り返ります。

後藤社長のもう一つの顔とは?

甲木:おはようございます。西日本新聞社 ナビゲーターの甲木正子です。

梁:同じく、西日本新聞社の梁京燮です。

甲木:前回の後藤社長の話は楽しかったですね。

梁:そうですね。弁当屋さんなのに、弁当屋さんらしくないという…。

甲木:そうです。そして、今回はもっと弁当屋さんらしくないお話しを聞けますよ。

梁:えー! 楽しみです。

甲木:早速お呼びしましょう。北九州でお弁当の製造販売をなさっている丸ふじ社長、後藤祐平さんです。後藤さんよろしくお願いします。

後藤:よろしくお願いします。

梁:よろしくお願いします。

甲木:前回は、漫画家とコラボしたり、地元の学校とコラボしたりしてユニークなお弁当や商品を作っていらっしゃるというお話しを伺いましたよね。それで今回は、後藤社長のもう一つの顔に迫ってみますよ。後藤社長を昔から知る人からすればですね、後藤さんはお弁当屋さんと言うよりは、映画の人なんです。

梁:えぇー!?

甲木:まず、後藤社長がもう一つ名刺を持っていらっしゃる「九州シネマ・ポート」という団体について、ちょっとお話しいただけますか?

後藤:はい。九州シネマ・ポートは8名で構成しています。基本は映画が好きで、映画文化活動を通じて地元の経済発展にうまく寄与できれば、協力できればという思いから始まっています。主な活動は、映画の誘致もですが、故郷映画の支援、映画イベントの企画立案と運営、あと文化事業の支援活動、映画へのエキストラ参加、映画情報の発信、それから映画を撮り終わった後のフォローというか…

甲木:宣伝ですね。

後藤:はい。それも含めてあとはチケットの販売とか、最近ではやっぱり撮影にかかる費用的なものを賄うための協賛社募集のご案内もやっています。北九州フィルムコミッションさんが頑張っていますので、その応援が少しでもできればと思っています。自分たちがフィルムコミッションに付属した感じで、困っていることなど少しでもお手伝いできればなぁーというレベルなんです。北九州市内は映画が好きな方が多くて、なおかつこういう団体もいくつかあるので、それを一つにして、皆さん各エリアでそれぞれ思いがあるのですが、うまく一つになるともっと力が発揮できるのではないかと思っています。

甲木:そうですね。確かに。

限界を超えろ! RED SHOES 門司港発祥 焼きカレー

甲木:映画「レッドシューズ」で、コラボ商品が生まれたんですよね?

梁:おお!

後藤:「レッドシューズカレー」ですね。「限界を超えろ! RED SHOES 門司港発祥 焼きカレー」と言いまして、パッケージも、若戸大橋のそばで練習する映画の場面が載っています。

甲木:主演の朝比奈彩さんですね?

梁:ご本人が載っているんですか?

後藤:そうです。朝比奈彩さん本人です。撮影後、三代目J SOUL BROTHERSの山下健二郎さんと結婚されて話題になりました。

梁:本当ですね…。

後藤:この製品には、食を通じて映画の発信もできたらという意図と、これもお土産として、その売上で映画に協力ができればという思いがあります。

甲木:私たちもこのカレーをたくさん食べて、映画に協力をしますよ。

梁:辛口なんですよね?もちろん。

後藤:ええ。辛口です。

甲木:REDだし、ボクシングだし…。

後藤:本当は赤いカレーも、企画はあったんですけどね。以前はグリーンカレーとかスライムカレーも試作したんですけど、やはり食が進まなくなったりするので…。

甲木:食欲がわく色がいいですね。

後藤:食欲がわく色で、おいしく味わえるものがいいですね。

北九州で、皆で関わり、育てる映画を…

甲木:本業のお弁当屋さんと、映画の活動とお忙しい日々とは思うんですけど、何か今後チャレンジしてみたいと思うようなことはありますか?

後藤:そうですね。北九州はもうフィルムコミッションさんが全国に発信されていますので、これからもっといろんな作品がこちらに来ると思うんですよね。その中で、北九州全員のマンパワーをうまく一緒にできるような形で、うまく発信が自分たちからもでき、皆が関わる映画ができると楽しいと思います。それによって皆さんが見にいかれるじゃないですか。皆で映画を育てるような作品ができるといいですね。映画「レッドシューズ」の試合での応援のシーンでエキストラ約400名を、コロナ禍で感染対策も徹底しながら撮り終えたので、本当にこの時期すごいことだと思います。今後も地元映画に北九州市民の皆さんと取り組みができるといいですね。

甲木:そうですね。封切されたら宣伝とかも含めて、また「この街の映画」みたいな感じにしていけるといいですね。楽しみです。はい。前回から2回にわたり、北九州のお弁当製造販売の丸ふじ社長、後藤祐平さんにお話しを伺いました。後藤さん、ありがとうございました。

後藤:ありがとうございました。

梁:ありがとうございました。

 

〇ゲスト:後藤祐平さん(株式会社丸ふじ 社長)

〇出演:甲木正子(西日本新聞社北九州本社)、梁京燮(同)

(西日本新聞北九州本社)

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