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SNSで「ツール・ド・九州」発信 北九州市立大学・南ゼミの取り組みとは?【FORZA KITAQ】

(アイキャッチ画像:南博教授<左>と坂田さん)

「FORZA KITAQ(フォルツァキタキュー)」は、小倉北区のコミュニティFM放送局「FM KITAQ」で毎週金曜日17:00~18:55に北九州のスポーツの話題をメインに、釣り情報をお伝えするコーナー「週刊つりニュース」などをお届けする番組です。ラジオを聞き逃した人のために、放送された番組の内容を『北九州ノコト』で振り返ります。

「FORZA KITAQ」2023年9月29日放送のゲストは、北九州市立大学地域創生学群の南博教授と、南ゼミ3年生の坂田美友さん。

南ゼミは「文化芸術やスポーツを活かしたまちづくり政策研究」をテーマに活動しているということで、当番組でも定期的に活動内容などについて話していただきました。

若松区出身選手の得点も なでしこジャパンの国際親善試合

番組前半の話題の中心は、9月23日に北九州スタジアムで行われた、なでしこジャパン(日本サッカー女子代表)対アルゼンチン女子代表の国際親善試合について。北九州市若松区出身の杉田妃和選手の得点も含めて8対0で大勝したなでしこジャパンですが、坂田さんがサッカーの現地観戦をしたのはこの日が初めてだったそう。

キックオフの数時間前からサポーターの人達が大弾幕や旗などの準備をしているのを見て、試合前から新鮮な発見もあり、みんなこうやって全力で応援しているのだというのが分かって、胸にグッとくるものがありとても楽しかったそうです。

試合については、なでしこジャパンのパス回しの巧さや連携に日頃からの練習や協力体制が感じられて面白かったとのこと。とてもサッカー初観戦とは思えない視点にセンスを感じました。

北九州スタジアムでのサッカー日本代表戦は2021年3月の男子U-24日本代表戦以来約2年ぶり。なでしこジャパンの試合は2019年11月に続いて2度目になります。

南先生からは「北九州スタジアムが出来たことによってサッカーやラグビーの代表戦が行われたり、他にもスポーツの国際大会が北九州で開かれたりすることは経済的な効果に限らず、選手達を身近に感じたり競技への理解や関心が深まる、市民の北九州を誇りに思う気持ちが強くなるなど非常に効果があると思う」とコメントがありました。

開催目前の「ツール・ド・九州2023」

番組の後半は、開催が目前に迫って来た「マイナビ ツール・ド・九州2023」(10月6日から10月9日)の話題。南ゼミではSNSで「ツール・ド・九州」のPRを行っています。

坂田さんは、自転車ロードレースチーム「VC FUKUOKA」の檜室健斗選手へ実施したインタビュー内容を元に、レース前の調整メニューを自分達で実際に作ったり、北九州市立大学野球部の学生がやった筋トレメニューを動画撮影したりして、X(旧Twitter)とInstagramのアカウントで投稿しています。

(坂田さんがSNSに投稿した画像)

20歳前後の選手の存在に対しては「同年代の人がプロとして活躍していることに衝撃を受けた」という坂田さん。プロ選手へのインタビューから多くのことを得たようです。

小倉城と勝山公園周辺で行われる10月6日の「小倉城クリテリウム」、10月7日に北九州メディアドームからスタートし大牟田を目指す「福岡ステージ」。北九州で行われる自転車ロードレースを楽しみにしたいと思います。

より詳しい放送内容はFM KITAQのYouTubeチャンネルで聴くことができます。

(FM KITAQ・FORZA KITAQ担当:東恭子)

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