【ひびきどんぐり公園】車でしか行けない穴場の公園? 工場夜景観賞も(北九州市若松区)
若戸トンネルを出て若松北海岸方面へと国道495号線・若松コスモス街道を車で走っている途中、「向洋町」の信号から海側に曲がったところに、知る人ぞ知る穴場の公園「ひびきどんぐり公園」があります。
西部ガスグループ「ひびきの森」計画の一部
「向洋町」信号から海側に曲がるとすぐ駐車場が見えてきます。そこには「ひびきの森」と書かれていました。
「ひびきの森」は西部ガスグループが2030年までに北九州市若松区の90万平方メートルの広大な土地に20万本の木々からなる森につつまれた総合エネルギー基地を創るというもの。
その一角にある「ひびきどんぐり公園」は、自然とエネルギー基地の調和を身近に感じるエリアとなっています。子ども向けの遊具はありませんが、四季の彩りを感じる花々やどんぐりの美しい木々、自然石のアートワーク、ひびきの森全体を見渡せる展望台などがあります。
「ひびきどんぐり公園」では、どんぐりを拾って苗を育てたり、植樹したりなど、季節ごとにイベントも実施。地球環境の保全だけでなく、西部ガスグループの社員とその家族のコミュニケーションの場としても一役買っているとのことです。
工場夜景なども楽しめる開放的な公園
公園には木造展望台が2カ所あり、開放的な眺めを楽しむことができます。
展望台からはタンクや風力発電機を見ることができ、夜には工場夜景を眺めることもできるそうです。
「波紋」「風」イメージのアートワーク 工事で海底から掘り上げた石を再利用
公園内に複数ある石で形作られたアートワークは「波紋」や「風」をイメージしているとのこと。
なお、アートワークに使用されている石は、ひびきLNG基地西側海域の工事で海底から掘り上げられた石を再利用しているそうです。
公園は往復750メートルほどで、10分もあれば端から端まで行って戻ってくることができます。無料駐車場やトイレのほか、東屋もあるので、ウォーキングを楽しみたい人にもピッタリですよ。
■所在地/北九州市若松区向洋町
※2022年11月25日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)