漫画家・陸奥A子さんの世界観広がる「花café」オープン【北九州市門司区】

(アイキャッチ画像はイメージ)

2月18日、北九州市門司区の清滝地区に「陸奥A子ギャラリー ART & book cafe 花café」がオープンしました。

「陸奥A子ギャラリー ART & book cafe 花café」は、北九州市在住の漫画家・陸奥A子さんの画業50年を記念したプロジェクト。門司港の古民家を再生し、1階はギャラリー&ブックカフェ、2階はKawaii出版社(プラプラス社)となっています(2階は現在準備中)。

赤い屋根と白い壁のかわいらしい家を発見

北九州市立門司海青小学校と門司スポーツの間の道を進み、清滝東公園を通り過ぎ、坂道と階段をのぼった先に、赤い屋根と白い壁のかわいらしい家が見えてきたら間もなくゴールです。

ちょっと分かりにくい場所ですが、途中途中に陸奥さんが書いた道案内のミニボードが設置されているので、それを目印にすると迷わず、たどり着けます。

1970年代〜80年代の『りぼん』や懐かしいふろくなどを展示

1972年「獅子座うまれのあなたさま」でデビューした陸奥さんは、「おとめチック」と呼ばれるブームの中心的存在として活躍。短編を得意とし、『りぼん』のふろくのイラストレーションでも読者の人気を得ました。90年代以降は大人の女性向け漫画誌『YOUNG YOU』『YOU』などでも活躍。平成30年度(第51回)の「北九州市民文化賞」を受賞。近年はイラストレーターとしても精力的に活動しています。

1階のギャラリー&ブックカフェには、陸奥さんのコミックや1970年代〜80年代の『りぼん』はもちろん、サンリオから出版されていたマンガ雑誌『リリカ』、雑誌『詩とメルヘン』など、さまざまなマンガや本が展示されています。陸奥さんの作品の中でも人気が高い『こんぺい荘のフランソワ』の新連載号(1981年3月号)の『りぼん』もありましたよ。

また、陸奥さんが当時手掛けた『りぼん』のふろくなども数多く展示されており、間近で見ることができます。見た人たちからは「これ持ってました」「懐かしい!」という声も。

カレンダーやクリアファイル、ポストカード、布バッグ、マグカップなどのグッズを販売するコーナーもあります。室内に飾ってある複製原画は陸奥さんの直筆サイン入りでの販売とのことです(購入後にサインを入れるため、購入者の自宅へ後日配送)。

メニューはドリンク中心 陸奥さんの絵が描かれた「ラテアート」も登場予定

ブックカフェの座席は1人掛けのイスや2人掛けのソファなど14席。この世界観に思い切り浸ることができる秘密基地のような1人用の空間もあります。

カフェメニューはドリンクが中心。「コーヒー(ホット・アイス)」「紅茶(ホット・アイス)」「ジュース(オレンジ・アップル)」「コーラ」は各500円、「カフェラテ」は700円で、ホットドリンクは陸奥さんのグッズのマグカップ、アイスドリンクはレトロなデザインのかわいらしいグラスで提供されます。

スイーツは1枚ずつ丁寧に焼かれた手作りクッキー(1袋350円)を用意。ドリンクとクッキーを片手に、お気に入りの1冊をゆっくりじっくり読みたいですね。

また、スペシャルドリンクとして陸奥さんの絵が描かれた「ラテアート」(1000円を予定)も準備中とのことです。

1枚1枚違う絵が描かれた「コーヒーチケット」(11枚つづり5000円)も販売。自分で使うのはもちろん、プレゼントにも喜ばれそうです。

写真撮影ブースなど『レトロかわいい』の世界観を満喫

陸奥さんの世界に入ったような気持ちになれる『おとめチック』な写真撮影ブースや、「花café」の看板、玄関に飾られたパネル、陸奥さんの作品が表紙を飾った『りぼん』がズラリと並ぶ階段など、いたるところにキャラクターの姿があり、見ても見ても飽きることはありません。

陸奥さんからの直筆メッセージが書かれたスケッチブックも3冊あります。「花café」を訪れた皆さんから陸奥さん宛にメッセージを書くこともでき、陸奥さんもそのメッセージを見るので、交換日記をしているような気分が味わえるそうです。

スケッチブックの中の挿し絵は陸奥さんのお姉さんによるもの。お姉さんは陸奥さんのマンガの背景を描いていたそうですが、引退後はずっと絵を描いていませんでした。今回、花caféオープンにあたり、ファン待望の復活を果たしたとのことです。

室内には、陸奥さんの作品の中に登場する北九州ゆかりの地を紹介したものなども飾ってありました。

入場は1ドリンク制で90分の時間制限あり。予約優先で、LINE公式アカウントのトーク画面から予約できます。

詳細や最新情報は「花café」インスタグラムで見ることができます。

■住所/北九州市門司区清滝5-1-4
■営業日時/土・日曜の12:00~17:00
■駐車場/なし

※2023年2月22日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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