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文字を書くことで<整う>? 美文字を目指せる「書ノ友書道かきかたクラブ」【北九州市門司区】

(アイキャッチ画像:書ノ友書道かきかたクラブの様子)

ここ最近のサウナブームで「整う」を体感されている人も多いと思いますが、文字を書くことで「整う」を体感したことがある人は少ないでしょう。手書きで文字を書く機会が減っている今こそ、「整う」を感じることができるのかもしれません。

今回は、幅広い年代の人が通える「書ノ友書道かきかたクラブ」を紹介します。

書道で「整う」とは

整った美しい字を書くために文字と向き合い集中することで、悩んでいたこと考えていたことがすっきりとする。真剣に文字だけに向き合うことで、頭や心がすっきりしてくる感覚。これが書道の「整う」です。

書道では、筆を使って書く毛筆と、鉛筆やボールペンを使って書く硬筆がありますが、どちらでも「整う」ことは可能です。

今の時代、大人になれば筆と言っても筆ペンを持つくらいで、墨などを用いて字を書く機会はあまりないように思います。また、デジタル機器の普及で教育の現場でも文字を書くことが減ってきていますが、この先全く文字を書かないということはきっとないでしょう。

生活に合わせたスタイルで美文字の練習をするクラブ

「書ノ友書道かきかたクラブ」には、小学校に入る前のお子さんから大人まで、幅広い年齢の人が通っています。現在は硬筆を選択されている生徒さんが多いといい、普段自分が使っているボールペンなどの筆記具で練習しています。

「字がきれいになりたい」「くせ字を直したい」といった文字に関する悩みはもちろんですが、「集中力をつけたい」「正しく鉛筆を持ちたい」といった目的で通い始める人もいるそうです。鉛筆が正しく持てていないと速記ができないため、学力に影響が出ることもあるのだとか。

自身の目的や達成したいことに合わせて課題を変えるなど、柔軟に対応可能とのことです。

筆者は、もっと早く正しい姿勢、正しい持ち方で文字を書くことの大切さを知りたかったと思います。今の若い人たちにも、文字を書くことの必要性をどんどん伝えていきたいと感じました。

<左利きならでは>の悩みを解決

「書ノ友書道かきかたクラブ」の清葉(せいよう)先生は元々左利きで、いろいろな悩みを体感しているからこそのアドバイスができるといいます。

右利きだと気づかない筆の運びや力の加減、ボールペンの消耗の早さなど、左利きにしかわからない悩みもうまく指導してくれます。学校で左利きを指導できる先生に出会う機会は少ないですが、書道が苦手という悩みを解決できるかもしれません。

もちろん、清葉先生は右手での書き方の指導も行っていますよ。詳細は書ノ友書道かきかたクラブのInstagramで確認できます。

<書ノ友書道かきかたクラブ>
■門司校区公民館(北九州市門司区東門司1丁目12-26)/毎週水曜日16:00~18:00
■レンタルスペースMerry(北九州市門司区西海岸1-2-15)/第2、3金曜日18:00~20:00

※2024年2月29日時点の情報です

(ライター・にわかなみ)

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