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【北九州市】入園・入学前の予防接種はOK? 子宮頸がんワクチンはキャッチアップ接種も実施

(アイキャッチ画像はイメージ<写真AC提供>)

入園や入学のシーズンが近づいてきました。子どもは抵抗力を持っていないため、集団生活が始まるとさまざまな感染症にかかりやすいといわれていますが、予防接種により免疫をつけることで感染症にかかりにくくなります。

令和6年度の北九州市立の入園・入学式は、幼稚園が4月12日、小学校は11日、中学校は10日、特別支援学校の小学部と中学部は12日となっています。入園・入学に備えて必要な予防接種を済ませ、感染症に負けない十分な抵抗力をつけることが重要です。

なお、接種を受ける際は、母子健康手帳を持参する必要がありますので、気をつけましょう。

予防接種の問い合わせは各区役所健康相談コーナーへ

(画像はイメージ<写真AC提供>)

定期予防接種の接種費用は無料ですが、接種対象年齢でない人が接種を希望する場合は任意接種となり有料となります。

また、アレルギー体質などで予防接種を受けられない場合があります。接種後の副反応についても、必ず事前に医師に相談しましょう。問い合わせは各区役所健康相談コーナーからできます。

北九州市では生後2カ月を迎える子どもに0~2歳で必要な予防接種を知らせる「ワクチンデビュー予診票セット」を送付しています。この予診票セットなどを活用し、接種の目安にするのもいいですね。

定期予防接種一覧 発生状況やワクチンの効果

定期予防接種は次の通りです。

■ジフテリア・百日せき・ポリオ・破傷風
【主な対象者】第1期:生後2月から生後90月に至るまで/第2期:11歳以上13歳未満(第2期はジフテリア・破傷風のみ)
【発生状況やワクチンの効果など】四種混合ワクチンの接種で発症を予防できます。特に百日せきは、生後6カ月未満の乳児がかかると呼吸不全などで命に関わることがあります。

麻しん・風しん
【主な対象者】第1期:生後12月から生後24月に至るまで/第2期:5歳以上7歳未満のうち、就学前1年
【発生状況やワクチンの効果など】麻しん、風しんは、感染力が高く、保育園や小学校などで集団発生することがあります。風しんの流行は、生まれてくる赤ちゃんに障害を引き起こす「先天性風しん症候群」の原因にもなります。

■日本脳炎
【主な対象者】第1期:生後6月から生後90月に至るまで/第2期:9歳以上13歳未満
【発生状況やワクチンの効果など】蚊によって媒介されるウイルスで、感染した場合、およそ1000人に1人が日本脳炎を発症し、発症した人の20~40%が亡くなるといわれています。

結核(BCG)
【主な対象者】生後1歳に至るまで
【発生状況やワクチンの効果など】かつて日本人の死亡原因の第1位でしたが、今も年間1万人以上の新しい患者が発生し、1600人以上が命を落としています。

Hib(ヒブ)感染症・肺炎球菌感染症(小児)
【主な対象者】生後2月から生後60月に至るまで
【発生状況やワクチンの効果など】いずれも細菌が原因で肺炎や髄膜炎などを引き起こします。ワクチン接種により重い症状になるリスクを95%以上減らすことができます。

■子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス感染症)
【主な対象者】小学6年~高校1年生相当の女子
【発生状況やワクチンの効果など】日本では、毎年約1.1万人の女性がかかり、約2900人が命を失っています。1クラス約35人の女子クラスとして置き換えてみると、2クラスに1人がかかり、10クラスに1人が命を失っている病気です。

また、令和4年4月から接種を逃した人へのキャッチアップ接種を行っています平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女性は、定期接種の期間を過ぎた後も、令和7年3月31日まで無料で接種を受けることができます。

■水ぼうそう(水痘)
【主な対象者】生後12月から生後36月に至るまで
【発生状況やワクチンの効果など】水ぶくれと発疹が主な症状で、肺炎や脳炎など多くの合併症があります。成人や妊婦などは特に重症化のリスクが高いといわれています。

B型肝炎
【主な対象者】生後1歳に至るまで
【発生状況やワクチンの効果など】ウイルス性の肝炎を予防することで、将来発生する可能性のある肝疾患や肝臓がんを防ぐことができます。

■ロタウイルス感染症
【主な対象者】ロタリックス® 生後6~24週までに2回/ロタテック® 生後6~32週までに3回
【発生状況やワクチンの効果など】ロタウイルスに感染すると、急性胃腸炎を引き起こし、激しい下痢を生じることがあります。ワクチン接種により、ロタウイルス胃腸炎を80~90%予防することができます。

※2024年3月1日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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