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北九州市漫画ミュージアムで「さいとう・たかを賞 受賞作品展」開催中 複製原画を一挙展示【北九州市小倉北区】

(アイキャッチ画像:北九州市漫画ミュージアム展示風景)

北九州市漫画ミュージアム6階常設展エリア「あしたのギャラリー」で「さいとう・たかを賞 受賞作品展」が開催されています。期間は6月9日まで。

「ゴルゴ13」や「鬼平犯科帳」(原作:池波正太郎)などで知られる劇画家さいとう・たかを氏は、日本の漫画界において分業制を導入し確立させたパイオニア。その意思を継承すべく、「シナリオ」と「作画」を分業体制で制作した優れた作品に「さいとう・たかを賞 」が贈られています。

今回、2018年の第1回から最新の第7回まで、歴代受賞作品の複製原画を一挙に展示します

「シナリオ」と「作画」の分業で制作された作品

一般財団法人さいとう・たかを劇画文化財団は小学館の後援のもと、2017年に『さいとう・たかを賞』を創設。この賞は「シナリオ」と「作画」の分業制作を貫いてきた さいとう・たかを氏の志を受け継ぐ優れたコミック制作者を表彰するものです。

最新受賞作品の「ABURA」も展示

第7回(2023年12月発表)受賞の『ABURA』は、原作・NUMBER 8氏、作画・貘九三口造氏によって制作され、小学館マンガワンに掲載されている作品です。

第7回受賞作品「ABURA」 (C)NUMBER 8・貘九三口造 小学館

幕末の京都で新選組から分派した者たちをめぐる戦い“油小路事件”を描いた、壮絶な剣劇と仲間への想いが交錯するアクション時代劇。息も付かせぬシナリオ展開や撃剣シーンの完成度の高さから授賞が決まりました。今回の受賞作品展では『ABURA』の複製原画も展示されています。

詳細は北九州市漫画ミュージアム ホームページで確認できます。

■会場/北九州市漫画ミュージアム 6階常設室展エリア「あしたのギャラリー」(北九州市小倉北区浅野2-14-5)
■期間/4月27日~6月9日
■開館時間/11:00~19:00(入館は閉館の30分前まで)
■休館日/火曜(休日の場合はその翌日)

※2024年4月30日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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