【一部中止】到津の森公園で「初心者向け野鳥観察会」を開催【2/8更新】

【新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を受け、2月14日は中止になりました】

「到津(いとうづ)の森公園」(北九州市小倉北区上到津4-1-8)で、2021年最初の自然教育イベントとして「初心者向け野鳥観察会」が開催されます。

過去の野鳥観察会の様子(写真提供:到津の森公園)

観察会の最初に到津の森公園の飼育スタッフから、到津の森公園で見ることができる野鳥や双眼鏡の使い方などについて解説してもらいます。その後、実際に到津の森公園に遊びに来ている野鳥を探しに行きます。到津の森公園には、スズメやメジロをはじめ、珍しいところではイカルやアオゲラなどもやって来るそうです。

2月14日(日)・3月7日(日)の2日程で行われ、1回だけの参加はもちろん、両方参加もOKです。参加する場合は、活動しやすく汚れてもよい服装がお勧めとのこと。

市民が支える“市民の動物園”「到津の森公園」

セイロンゾウ(写真提供:到津の森公園)

到津の森公園の前身は、1932(昭和7)年に九州電気軌道(現在の西日本鉄道)によって開園された「到津遊園」です。2000(平成12)年、経営不振のため到津遊園の閉園が決まりましたが、閉園を惜しんだ市民の声が北九州市を動かし、2002(平成14)年4月13日、到津の森公園は市民の動物園として開園しました。

「市民と自然を結ぶ『窓口』となる公園をめざす」の基本理念のもと、セイロンゾウやライオン、アミメキリンなど、約100種500頭羽の動物が展示されています。小さな子どもたちには、身近な小動物や鳥たちと触れ合える「ふれあい動物園」や、アスレチック遊具やメリーゴーラウンドなどのファミリー向け遊具も好評です。

また、年間の動物たちのえさ代2000万円の約9割は動物サポーターの寄付によるもので、多くの市民や地元企業の支援によって支えられている動物園です。

イベント概要

初心者向け野鳥観察会の申込方法など、詳細は以下の通り。

イベント名 自然教育イベント~初心者向け野鳥観察会~
開催日時 2月14日(日)・3月7日(日)各日午前9時30分~午前11時30分 ※雨天中止
開催場所 到津の森公園 里のいきもの館レクチャールーム集合
定員 各回先着10人程度(事前申し込みが必要) ※小学生低学年以下は保護者同伴
持参品 双眼鏡 ※持っていない場合は貸し出しあり
参加費 無料 ※別途、入園料が必要
入園料 大人800円、中・高校生400円、4歳~小学生100円
駐車場 普通車600円/1日、中・大型車1000円/1日 ※中・大型車は要予約、駐輪場は無料
申込方法 2月3日(水)午前9時から、電話で受け付け(先着順)。申し込み時に、参加日・参加者の名前・連絡先を伝えてください。基本火曜は休園日 ※2/23(火)は開園。2/24(水)が休園になります
申し込み・問い合わせ TEL093-651-1895(午前9時~午後5時)

(北九州ノコト編集部)

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