「春にいく券」参加事業者を募集中! 支援受付は2月中旬から
北九州市では、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、経営に大幅な支障をきたしている飲食店のために、キタキュウYELLプロジェクト「春にいく券」を実施します。参加店の募集は1月31日(日)まで、支援の受付は2月中旬からを予定しています。
過去2回は約8700人から1億4500万円以上の支援あり
過去2回展開され好評だった「夏に行く券」に続く、第3弾のプロジェクト「春にいく券」。クラウドファンディングサイトを通じて市内の店舗・事業者への支援を募り、支援された金額を店舗等に事前入金することで、未来の収益を先に確保するという内容です。支援者には、3月下旬以降に利用できる「プレミアム付き応援チケット『春にいく券』」が発行されます。
第1弾は目標金額を700万円としていましたが、結果は総額8900万円以上、支援者5445人。続く第2弾は総額5600万円、支援者3251人と、いずれも目標金額を大きく上回る支援が集まりました。
参加店舗からは、「大変な時期に背中を押していただき、乗り切る力になりました」「おかげさまで、元気と目標を保つことができました」「たくさんのお客さまに支援いただき、あたたかいお言葉をたくさんかけていただいたおかげで、何とか乗り越え、今でも営業を続けていけております」と言った声が寄せられ、キタキュウYELLプロジェクトがコロナ禍での大きな支えとなったようです。
1月31日(日)まで、「春にいく券」参加事業者を募集中。インターネット(北九州市電子申請システム)またはFAXでの申し込みとなっています。参加資格など詳細は、北九州市HP(https://www.city.kitakyushu.lg.jp/san-kei/27200196.html)で確認を。
支援者には支援金に25%上乗せした応援チケットを発行
支援の受付は2月中旬から開始予定。クラウドファンディングのサイトで飲食店を選び、一口4000円を支援すると、5000円分の応援チケットが発行されます。
前回までは支援金の設定は一口5000円で応援チケット6000円分でしたが、この変更について市の担当者は「過去2回のプレミアム率は20%でしたが、今回はプレミアム率を25%にしています。券面額を1000円単位にしているため、切り良くするために4000円の支援で5000円分のチケット発行にしています」と説明。
また、「市民の皆さまにおいては、この緊急事態宣言下でなじみのお店に行きづらく、応援したい気持ちはあっても応援できないのではないかと思います。そういったお気持ちの方にご活用いただきたいので、できるだけ多くの飲食店にご参加いただき、多くの市民の皆さまにあたたかい支援をいただきたいと考えています」と続けます。
なお、「春にいく券」の使用期間は令和3年3月下旬から7月31日までですが、新型コロナウイルス感染拡大の状況によっては使用期間は変更される可能性があるとのことです。
(北九州ノコト編集部)