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家庭でできる浸水対策「雨水タンク」の助成制度 今年度の申込は12月中旬まで【北九州市】

(アイキャッチ画像はイメージ<写真AC提供>)

北九州市上下水道局は、「雨水タンク」の購入金額に対する助成制度を実施しています。今年度の申込期間は12月15日までとなっています。

「雨水タンク」は各家庭で取り組むことが出来る浸水対策の一つ。たまった水は災害時の雑用水やガーデニングの水などとして役立ち、水循環にもつながります。

制度利用によって、雨水タンクの購入金額の3分の2(上限2万円)の助成金が出ます。

気候変動の影響による大雨が増加 「浸水対策」が重要に


近年、気候変動の影響により大雨が増えていることから、流域全体のあらゆる関係者が協働して浸水対策を行う「流域治水」が求められています。

「雨水タンク」は住宅などの屋根に降った雨を雨どいから集め、一時的に貯めておくためのタンクです。雨水の流出抑制のほか、災害時の雑用水確保、健全な水循環の形成などの効果があります。

雨水タンクの設置は簡単で、一般の使用者でも自身での設置が可能です。

助成金は購入前の申請が必要 原則ウェブ申請


助成の対象となるのは「雨水タンクを設置する建物の所有者または使用者」、助成対象は「密閉構造・既製品の雨水タンク(容量100リットル以上)および付属品」です。

購入前に申請が必要で、申請後に「交付決定通知」が交付されてから購入となります。申請は先着順で、予算額に達した場合は受付は終了。ウェブでの申込が可能です。

「申請書」の提出は、助成金の交付を受けようとする年度の12月15日まで。タンク設置後は速やかに「完了報告書」を提出しましょう。「完了報告書」の提出は、「交付決定通知書」の交付日の年度の1月末日までとなっています。

申請手続きや助成条件についての詳細は、北九州市上下水道局のホームページで確認できます。

※2024年10月25日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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