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「関門トンネル」通行料金を改定へ 6月1日から値上げ&令和12年頃には現行の約2倍に【北九州市門司区】

(アイキャッチ画像は関門トンネル<写真AC提供>)

NEXCO西日本は今年1月、関門トンネルの通行料金を段階的に改定していくことを発表しています。

例えば、普通車ではこれまで160円だったものが、6月1日以降は230円に、令和12(2030)年頃には300円になる見込みです。

直近の改定日時は6月1日午前0時からで、令和12年頃の改定日時は改めて案内がされます。

関門海峡の交通機能維持へ 通行料金を見直し

昭和33(1958)年に開通した関門トンネルは、海底トンネルという特殊な構造から大規模な排気・排水設備を有しており、維持管理には多額の費用がかかることから「維持管理有料道路」の制度を活用しています。

コスト管理を徹底することにより、通行料金は長期にわたり現行水準を維持してきましたが、今回は改定に踏み切りました。

(画像はイメージ<写真AC提供>)

理由として、安全・サービスの維持向上や老朽化した構造物や設備の更新のほか、建設資材価格・労務費等の上昇など取り巻く環境が大きく変化していることが挙げられています。

今後も関門海峡の交通機能を確実に確保していくためには、通行料金の見直しが必要になっているとのことです。

令和12年頃には概ね現行の倍程度に

今年6月1日からは、軽自動車等160円・普通車230円・中型車300円・大型車370円・特大車600円となります。また、令和12年頃からは、軽自動車等210円・普通車300円・中型車390円・大型車490円・特大車790円・軽車両等30円に値上げされるとのことです。

また、6月1日の料金改定に伴い、回数券の販売価格も変更となります。

11回券が軽自動車等1600円・普通車2300円・中型車3000円・大型車3700円・特大車6000円、60回券が軽自動車等8000円・普通車1万1500円・中型車1万5000円・大型車1万8500円・特大車3万円、100回券は軽自動車等1万2800円・普通車1万8400円・中型車2万4000円・大型車2万9600円・特大車4万8000円です。

下関側・門司側ともにETC設備の導入へ

令和12年頃には、キャッシュレス化・タッチレス化を推進し料金所部での渋滞緩和や利便性向上のため、下関側・門司側ともにETC設備の導入が予定されています。

(画像はイメージ<写真AC提供>)

障害者割引は引き続き適用、回数券割引も当面の間は継続の予定。ETC導入後の割引については、現行の回数券割引と同程度の規模を念頭に検討されるとのことです。

調査立杭から21年をかけて完成した<関門トンネル>

“関門海峡を越えて自由に行き来できる道を”という人々の思いを最初に実現したのは「関門鉄道トンネル」でした。太平洋戦争中の昭和17(1942)年11月のことです。

一方、車と人が通れる「関門トンネル」は昭和12(1937)年から調査工事が開始されたものの、戦時体制の資金・資材不足などにより工事は一時中断。しかし人々の熱意から昭和27(1952)年の工事再開を経て、昭和33年3月に完成しました。

調査立杭から21年、労働者延べ466万人、総工費約76億円をかけた夢のトンネルの誕生となったのです。

詳細はNEXCO西日本のホームページで見ることができます。

※2026年5月29日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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