「北九州市民と共に祝う」新ケミカル商事設立20周年コンサートへの想い【北九州市】<PR>
2018年より北九州市に本社を置く新ケミカル商事株式会社は10月27日、今年8月に設立20周年を迎えたことを記念して、北九州ソレイユホールで「設立20周年記念コンサート『この喜びを音楽と映像の花束にして』」を開催しました。
コンサートには大勢の北九州市民が集い、会場はほぼ満席。趣向を凝らした演奏と映像の融合に大喝采を浴びました。
今回は、新ケミカル商事株式会社の上田哲則会長へのインタビューとともにコンサートの様子を紹介します。
北九州とともにあれ
────コンサート開催にあたり、北九州市への想いをお聞かせください。
私たちは、北九州市とともに会社を発展させたいという気持ちがあります。
特に北九州市は東南アジアの窓口として、これからもっと大きく発展し、さまざまな企業が北九州市に集結すると思っています。北九州市に本社がある会社として、市民の皆さんとともにこの地を盛り上げたいという気持ちを込めたコンサートの開催になります。
私たちが北九州市を選んだ理由の一つとして、“海外から見た北九州市”があります。
私自身がマレーシアで仕事をしている際に、政府関係者による「日本に会社を進出させるとしたら一体どこがいいのか」という議論を耳にしました。そこで、その方々が「北九州市がベストだ」と言ったのです。「この地は、まず交通の便が良い、そして人口も多く学校がある」と。
台湾や上海、香港でも同じようなことを聞きました。それを聞いて、やはり北九州市というのは外国から見ても素晴らしい都市なんだなということを感じました。
また、環境ビジネスという点でも全国で1番進んでおり、さらに従業員にとっても住みやすい街として北九州市を選びました。
選曲に想いを込めて
────選曲のストーリーをお聞かせください。
まず、パイプオルガンがある北九州市はすごいということを知ってほしいと思いました。これはある意味、その都市における芸術の象徴だと思っています。このパイプオルガンの究極の「音」を皆さんに聞かせたいというのが絶対的な要素でした。
そして、九州のクラシックといえば、九州交響楽団です。パイプオルガンと九州交響楽団の組み合わせによる舞台が今回のコンセプトでした。
九州最大級のパイプオルガンによるオープニング
開催に先立ち、油嶋武晴・新ケミカル商事社長から開催に対する感謝の意が述べられました。
オープニング曲は、北九州市の誇りである松本零士氏の「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」より「白色彗星」。
重厚感のあるパイプオルガンの音が会場に響き、映像は宇宙飛行士が地球から飛び出していく様子を表現しています。
このホールのパイプオルガンは九州最大級といわれ、3200本のパイプで構成。小さなパイプは小指の爪くらいの長さで、「ピーン」という超音波のような音がし、1番長いパイプは低い音で長さは5メートルほどあるそうです。
2曲目はJ.S.バッハ作曲「主よ 人の望みの喜びよ」です。映像では宇宙飛行士がある惑星に到着します。
3曲目は「トッカータとフーガ 二短調」。映像の宇宙飛行士は不思議な世界を漂っています。
曲が終了すると、宇宙飛行士が舞台に現れ、パイプオルガンを演奏した石丸由佳さんに花束を贈呈しました。
豪華共演による「オペラ座の怪人」4人目のファントムも?
次の演目は「オペラ座の怪人」ロンドン・ミュージカルの一部再現により、ファントム3名とクリスティーヌの登場です。
オペラ、九州交響楽団、ロックの組み合わせで一層盛り上がる中、クリスティーヌ役のソプラノ歌手「サチ」さんによる極限までの高音が会場中を虜にします。
曲が終わると、4人目のファントムとして、コートを纏った武内和久・北九州市長が登場。北九州でのコンサート開催に感謝の意を述べました。
九州が誇る「九州交響楽団」による名曲演奏
いよいよ九州交響楽団による演奏です。1曲目は、今年作曲されたスメタナの生誕200年ということから「わが祖国」より「モルダウ」。
川の流れを新ケミカル商事のこれまでの会社の歩みに馳せ、映像も水・川・海と移り変わる様子が流れます。
2曲目は作曲家ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」。
日本に親しまれている曲の演奏中には、日本の美を象徴した文化・芸術・世界遺産が登場します。
そして、映像は一度雲の中へ戻り、その先に見慣れた北九州市の街、そしてセントシティ、新ケミカル商事本社へと降り立ちました。
これから歩むべき道とは
────最後に、北九州市という地でのこれからの展望をお聞かせください。
私たちも会社の自力で成長することが大事です。でも、 この北九州市には必ず新しいビジネスモデルがあります。そして、新しい時代が北九州市には必ず到来すると思っています。
そのためには、北九州市と一緒に手を取りながら、さまざまな課題に挑戦していきたいと思っています。
そう語る上田会長の想いは、アンコール曲「威風堂々」の歌詞に込められていました。
<提供:新ケミカル商事株式会社>