【新型コロナ/北九州】「家庭内保育」市長がお願い 放課後児童クラブの現在
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※本記事は、4月20日現在の情報をもとに作成しています。最新情報は、市の発表などをご確認ください。
北九州市が運営する約400施設は、緊急事態宣言に基づく休業要請により、5月6日(水)まで臨時休館の予定です。一方、保育施設は条件付きの運営を行っています。
市長「受け入れ対象さらに制限」
北橋健治市長は16日、「家庭内保育のお願い」に関する声明を出しました。北橋市長は、保育に従事する職員に敬意と感謝を述べたうえで、事態の終息には8割程度の接触機会の低減が必要だとし、「受け入れ対象家庭の制限をさらに要請する」との方針を示しました。
具体的には、保育所等でのお子さんの受け入れについて、
・両親ともに医療従事者
・社会の機能を維持するために就業を継続することが必要な方
・ひとり親家庭などで保護者が仕事を休むことが困難な場合
など、どうしても家庭での保育が困難な場合に限ることにすると発表しました。
この判断について、市長は「利用者の皆さんには、これまで以上に大きな負担をお掛けしますが、市民のいのちと健康を守るための、苦渋の決断であります」と難しい判断であったことをにじませました。
放課後児童クラブの現在
市内には132か所の放課後児童クラブがあり、およそ1万2500人の利用者が登録されています。放課後児童クラブの現状について、北九州市子ども家庭局子育て支援課の川谷洋子さんにお話しを伺いました。
川谷さんによると「通常は平日で1万人以上の方が利用していますが、緊急事態宣言(に基づく要請)を受けて、現在の利用者数は3割程度に減っています。放課後児童クラブのスタッフは、感染を防止するために、部屋の換気や消毒などに、一生懸命に取り組んでいます」とのことです。
北九州市が発表している条件に合う家庭の場合には「放課後児童クラブ」の利用が可能です。
なお、以下の児童館は休館していますが、放課後児童クラブのみ実施しています(4月20日現在)。
*問い合わせ先(北九州市子ども家庭局子育て支援課):093-582-2410
- 風師児童館
- 大里児童館
- 大里西児童館
- 到津児童館
- 三郎丸児童館
- 中島児童館
- 長浜児童館
- 南小倉児童館
- 葛原児童館
- 菅生児童館
- 徳力児童館
- 南曽根児童館
- 横代児童館
- 若園児童館
- 高塔児童館
- 深町児童館
- 藤ノ木児童館
- 枝光児童館
- 西本町児童館
- 浅川児童館
- 穴生児童館
- 永犬丸児童館
- 折尾児童館
- 香月児童館
- 黒崎児童館
- 小嶺児童館
- 中原児童館
- 牧山児童館
- 夜宮児童館
(北九州ノコト編集部)