「夏に行く券」で実際に支援してみた 累計5000万円を突破!
北九州ノコトでは現在、テイクアウトを行う市内の飲食店情報を積極的に発信しています。われわれが記事にすることで、なんとか苦難を乗り越えようと努力・工夫しているお店について少しでも多くの人に知ってもらい、それがほんの少しでもお店の支援につながれば…との想いでいます。
先日、市が中心となって取り組んでいる飲食店等の支援事業「キタキュウYELLプロジェクト」についての記事を公開しました。同プロジェクトは、1口5000円でクラウドファンディングに参加すると、指定した店舗で使用可能なチケット「夏に行く券」が、支援金額の20%増しでもらえるというもの。5月4日16時現在で、およそ3000人から5000万円もの支援が集まっています。
「関係人口」の一人としてできること
本記事の執筆者は、個人的には北九州に縁もゆかりもありません。ただ、会社を通じて北九州のことをもっと知りたくなり、また、少しでも地域活性に協力できればと『北九州ノコト』を立ち上げるに至りました。私は、北九州の「関係人口」(※)の一員であると考えています。関係人口の一人が今できることとして、今回「夏に行く券」による支援を実際に体験してみました。
※関係人口=移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域と多様に関わる人々を指す言葉。総務省などが提唱する。詳しくはこちら。
恥ずかしながら、クラウドファンディング全盛の時代において、支援に参加するのは2017年の熊本地震の時以来3年ぶり2回目。「どんな感じだったっけな」と思いながら進めていったら、ほんの数分で作業完了、超簡単でした。ほんの数分の作業で、ほんの少しではありますが、自分の好きなお店、気になるお店、行ってみたいお店の支援が可能です。
実際に「夏に行く券」で支援してみた
キタキュウYELLプロジェクトのページから支援ページに移行すると、まず「数量」を選ぶ必要があります。合計何口の支援をするかが決まっていないと入力できないため、支援金額が決まっていれば問題ありませんが、まだ未定の人はまずはプロジェクトページに戻り、参加店舗一覧より支援先を決めましょう。
私の場合、およそ目星はつけていましたが、確定はしていなかったので、まずは一覧から支援先を探しました。支援店舗は、区別に別れており、五十音順に並んでいます。HPのある店はリンクが張ってあるので、詳しくはそちらで確認してもいいですね。支援店舗が決まったら支援ページに進みます。合計口数分の「数量」を選択し、下に進みます。私は今回「5口」になりました。
本プロジェクトでは、「上乗せ支援」も可能です。上乗せ分は「夏に行く券」がもらえませんが、その分支援先にお金が渡ります。500円単位で上乗せが可能になっています。私は「5000円」を上乗せしてみました。特に上乗せしない場合は、「0」のままでOKです。
次に支払い方法の選択です。数量を「2口」以上にした場合は、クレジットカード払い限定になるようです。続いて、夏に行く券の送付先を入力します。
備考欄に「支援先」と「口数」を忘れずに!
そして、重要なのが「備考欄」です。ここに「支援したい店舗名」と「口数」を入力します。おそらく今回は参加店舗が407店と非常に多いので、個別の支援プランではなく、1プランに絞り、備考欄の自由入力で支援先を入力してもらう設計になっていると思われます。自由入力なので、モレがないように気をつけましょう。「支援先の店舗名」と「口数」です。
私は、厳しい状況のなか、北九州ノコトの取材に応じていただけた「勝屋」さんと「炉ばた焼 巌流」さんのほか、出張の際によく利用する「廻転寿司平四郎 アミュプラザ小倉店」さん、オフィスのすぐ裏にあり気になっていたお店「食楽厨房あんばい」さん、一度会社の人と行った「焼肉・すきしゃぶ おんどる」さんの5軒に1口ずつとしました。
最後に応援メッセージを記入することができます。いろいろ考えたのですが、今は「応援しています」以上には何も言えないなと、シンプルなメッセージにしました。
以上、入力を終えれば「確認画面へ」ボタンを押します。
確認ページで内容をチェックし、問題がなければ完了ボタンを押します。なお、決済ごとにシステム利用料220円がかかるので、複数支援の場合はまとめて1回で支援した方がお得です。あとは、6月に届く予定の「夏に行く券」を待ちましょう。
まだ間に合う!締め切りは5月7日
CAMPFIREのキタキュウYELLプロジェクト『夏に行く券』プロジェクトページはこちら。申し込みは5月7日まで。まだ間に合います。支援先が決まっていれば、入力作業はほんの数分です。よかったらみなさんも支援してみてはいかがでしょうか。
夏に(たぶん)行くけん、その時はお店の皆さんよろしくです。
(北九州ノコト・船津紘秋)