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12月6日開催「中村哲医師一周忌追悼記念シンポジウム」参加者募集中

(写真提供:ペシャワール会)

2019年12月にアフガニスタンで銃撃され、73歳で亡くなった医師、中村哲さん。一周忌にあたる今年12月に、追悼記念シンポジウムが開催されます。

中村医師の活動の原点に存在する“川筋気質”を次世代へ

中村さんの活動の原点には、幼少期に過ごした若松市(現在の北九州市若松区)での祖母・玉井マンさんの教え「困っている人がいたら助けなさい」という川筋気質があります。

今回のシンポジウムは、講演とパネルディスカッションの2部構成。パネルディスカッションには、中村さんとアフガニスタンで活動を共にした杉山大二朗さん、1960年代にインドで砂漠の緑化活動に取り組んだ杉山龍丸さんを父にもつ杉山満丸さんらがパネラーとして登場します。

「『川筋気質』『困っている人を助ける』など、先人たちが培った精神を次世代へ伝える機会にできれば…」と、若松区役所担当者は話します。

コロナ感染症対策のため、当日はマスク着用、検温、座席の間隔をあけての着席などに協力しましょう。

シンポジウムの詳細

◆第1部 講演(午後2時30分から、35分)
講師は、「アジアを考える会・北九州」代表の内山信子さん。中村さんの功績について、映像を交えながら紹介してくれます。

◆第2部 パネルディスカッション(午後3時20分から、70分)
テーマは「若松から世界へ。“川筋気質”を時代へ繋ぐ」。パネラーは、内山信子さん(アジアを考える会・北九州 代表)、小山繁さん(福岡県立若松高等学校 校長)、杉山大二朗さん(元ペシャワール会現地ワーカー)、杉山満丸さん(夢野久作と杉山三代研究会 副会長)。コーディネーターは中原興平さん(西日本新聞社クロスメディア報道部デスク)。

関連イベントも開催

◆「中村哲医師 巡回平和パネル展~人・水・命~」
12月1日(火)~12月6日(日)午前10時~午後6時(最終日は午後5時)、若松市民会館美術展示室。主催はアジアを考える会・北九州。問い合わせは、TEL070-2342-5800へ。

◆企画展「中村哲の源流(ルーツ)」
12月1日(火)~2021年3月31日(水)午前10時~午後4時、火野葦平資料館(若松市民会館内)で。主催は火野葦平資料の会。休館日は、月曜(月曜が休日の場合は開館し、翌日が休館)、年末年始(12月26日~1月4日)。問い合わせは、TEL093-751-8880へ。

シンポジウム申込方法

「中村哲医師一周忌追悼記念シンポジウム」の詳細と申込方法は以下の通り。

日時 12月6日(日)14:30~16:30 ※開場は14:00
会場 若松市民会館大ホール(北九州市若松区本町3-13-1)
参加費 無料
定員 400人(事前申込制)
申込方法 電話(下記参照)、FAX(093-751-6274)、電子申請(https://www.shinsei.elg-front.jp/kitakyushu/uketsuke/form.do?id=1603186985090)のいずれかで申し込みを。定員になり次第締め切り
問い合わせ TEL093-771-3559(若松区役所総務企画課企画係)

(北九州ノコト編集部)

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