配送ロボット「HolaBot」九州初導入 JR九州ステーションホテル小倉「八くら」

(アイキャッチ画像:「八くら」店内を移動する様子)

JR九州ステーションホテル小倉「鉄板・串焼き 八くら」(北九州市小倉北区浅野1-1-1-7F)に、今年6月からPudu Robotics製の呼び出し機能付き配送ロボット「HolaBot」が九州で初めて導入されています。

下げ膳専用で使用し、レストランの効率アップ

広さが400平方メートル、客席で約130席ほどある「八くら」では、ホールからバックヤード・洗い場までの距離が遠く、配膳や下げ膳に時間がかかるため、店員の体力的な負担が大きいことが課題となっていました。その改善に向け、配膳ロボットの導入が検討されてきましたが、店内にある角度約5度、高さ約1センチの坂を配送ロボット「HolaBot」がうまく上ることができたことが導入の決め手になったといいます。

下げ膳専用で使用しているという同店では、スマートウォッチで「HolaBot」をテーブルまで呼び出して、スタッフが食器を「HolaBot」に載せて洗い場まで下げています。一度に多くの食器を下げることができるため、導入後、スタッフがバックヤードに行く回数が減り、効率が上がったと感じているとのこと。

「八くら」を訪れた際には、働く「HolaBot」の姿が見れるかもしれないので、店内を探してみたくなりそうですね。

※2022年7月28日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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