小倉昭和館で「ひまわり」緊急上映 収益一部はウクライナ人道支援に寄付
小倉昭和館(北九州市小倉北区魚町4-2-9)で、映画史に残る名作「ひまわり」の緊急上映が決定しました。
作中の『ひまわり畑』はウクライナで撮影されたもの
1970年に公開された「ひまわり」(ヴィットリオ・デ・シーカ監督)は、第二次世界大戦を舞台に、戦争により引き裂かれてしまった夫婦の悲運の愛を描いた物語。主演はイタリアを代表する名優、ソフィア・ローレンと、マルチェロ・マストロヤンニです。
この映画を観た人の中には、作中で登場する一面に広がる『ひまわり畑』が強烈な印象として残っているという人も多いのではないでしょうか。実は、このひまわり畑の映像は現在のウクライナで撮影されたもの。ひまわりはウクライナの国花でもあり、ウクライナの人たちにとって馴染み深い花なのです。
1週間・日に1回の限定上映
「ひまわり」緊急上映は、3月26日~4月1日の1週間、各日午後4時20分からの1日1回の限定上映。料金は一律1000円で、サービス料金などはありません。なお、上映で得られた収益の一部は、今回の戦禍における人道支援のための寄付に充てられるとのことです。
「1週間・日に1回の上映となりますが、ウクライナで撮影されたひまわり畑、その美しい光景に想いを寄せていただければ…」と小倉昭和館の担当者。
「ひまわり」緊急上映に伴い、3月26日~4月1日の午後4時20分から予定されていた「若草の頃」の上映は中止となります。
詳細は、小倉昭和館ホームページで確認できます。
※2022年3月25日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)