北九州市小倉北区でおすすめの「カツ丼」10選!老舗が多数【2022最新版】
夏も終わりに近づき、疲れがたまって夏バテなのかなと感じた時、カツ丼なら不思議と食べられるという人も多くいるはず。あの香り、あのフォルムを見るだけで元気が出たり、食欲が増したりすることってありますよね。
今回は、小倉北区でおすすめのカツ丼10選を紹介。一言でカツ丼といっても、お店ごとにまったく異なる味わいを楽しませてくれます。
1.東京庵(小倉北区室町)
西小倉駅から徒歩約5分の場所にあり、創業60年以上となる老舗の蕎麦店「東京庵」。メニュー豊富で、そばとうどんだけでも30種類、丼ものも10種類ほど揃います。
そんな同店の「カツ丼」は、たまごが半熟で甘めのお出汁が染み込んでいてご飯が進みます。一般的なカツ丼はカツ1枚をそのまま揚げ、揚げ終わってから均等に切られて目の前に運ばれてくるのに対し、同店は、4、5等分にカットされた状態のカツが1つずつ揚げられています。そのため、衣が剥がれることなく最後の一口まで味わえます。
2.うどん秋月(小倉北区馬借)
「うどん屋秋月」のカツ丼は、宮崎県産「きなこ豚」を使用。「きなこ豚」とは栄養価の高いきなこを加えた牧場オリジナルの飼料で育てられたことから名前がつけられたそうで、その特徴は柔らかさと甘みにあると言います。
カツ丼を食べていると気になるのが衣と肉がきれいに噛み切れるかどうかですが、同店のカツ丼はそんな心配いらず。肉厚にも関わらず食べやすく、ジューシーで満足感も高い一品です。
3.萬作(小倉北区魚町)
創業100年を超える老舗そば店「東京生そば 萬作」は旦過市場のすぐそば、小倉昭和館があった場所の向かい側にあります。
壁一面にズラッと貼り出されたメニューの中から選んだのは「カツ丼定食」。運ばれてくると、お盆の上にはカツ丼・ミニそば・味噌汁・冷奴・お浸し・漬物の全6品。品数の多さにまず驚きます。カツ丼は甘く濃いめの出汁が染み込んでいてご飯が進む味。そばの出汁もしっかりした味で、カツ丼と一緒に食べても負けていません。
4.VIVO(小倉北区室町)
リバーウォーク北九州のすぐそばにある、1968(昭和43)年開業の老舗喫茶店「VIVO(ビボ)」。人気の「スパゲッティ」を目当てに訪れる人も多いのですが、「オムライス」「焼そば」「ちゃんぽん」などにも根強いファンがついています。
「大かつ丼」もそんな人気メニューの一つ。その名の通り、「かつ丼」の大盛りサイズなのですが、卵がふんだんに使われていて、お出汁の具合もちょうどよく、お店の雰囲気と合ったやさしい味付け。思いっきりカツ丼を堪能したい時には、その欲を満たしてくれる「大かつ丼」がオススメです。
5.出雲蕎麦本店(小倉北区鍛冶町)
モノレール「平和通」駅から徒歩2分ほどの場所にある、1969(昭和44)年創業の「出雲蕎麦本店」。
同店の「カツ丼」(ミニうどん付き)は、とろとろの半熟卵が印象的で、見た目の美しさに期待が高まります。いざ食べてみると、上品な出汁の味がしっかりカツに染み込んでいました。ご飯が比較的多めで、食べ応えがあります。
カツ丼1人前とミニうどんだと少し量が多いという人には、ミニ丼(カツ丼、親子丼などから選択可)とミニうどんなどがセットになった「ミニ定食」がお勧めです。
6.宇佐屋うどん(小倉北区魚町)
京町銀天街にあり、“安くて旨い”がモットーの「宇佐屋うどん」の創業は1966(昭和41)年。
同店のカツ丼は、あっさりとした出汁と甘さが引き立つタマネギが、厚みのあるカツとマッチしていてご飯が進みます。つゆだくで出汁が染み込んだご飯とサクッとしたカツを一緒に口に含みたくなるおいしさに、思わず箸が止まらなくなるほどの味わいです。
7.安曇野(小倉北区神岳)
北九州メディアドームから徒歩約7分の場所に位置する、カツ丼が評判の手打ち蕎麦店「安曇野」。
そんな同店のカツ丼の卵は“ふわふわとろとろ”の半熟。サクサクに揚げられたカツは、大きく一口で食べるなんてもったいない感じがしてしまい、ゆっくり小さく噛みちぎって何度も咀嚼して味わうことに。くどくなく、あっさりとしているので、食べはじめから終わりまで同じペースで食べることができます。
8.更科 中島本店(小倉北区中島)
小倉北区中島エリアにオープンして約25年の「更科 中島本店」。
丼ものが人気だという同店のカツ丼はもちろん卵でとじられていますが、さらにその上、丼中央に卵の黄身がのせられています。分厚いカツの衣は天ぷら粉を使っているのか、しっとりタイプ。汁だくのご飯との相性も抜群です。丼のサイズはそれほど大きくはないのですが、見た目以上のボリュームに驚きます。
9.伊豫屋(小倉北区黄金)
国道3号線、三萩野交差点付近に店を構える、創業45年のそば・うどん店「伊豫屋(いよや)」。
今回注文した「カツ丼」は、甘めの出汁がきいた汁だくタイプ。しっとりしたカツとふんだんに乗った三つ葉の相性が抜群です。ご飯は適量で、セットでついている小さめのそばと合わせるとランチには最適な腹八分という具合です。
女将さんによると「カツカレー丼」も人気とのことで、取材中も他のお客さんが注文したカツカレー丼の食欲をそそる香りが店内に漂っていました。
10.かしわうどん 玉蔵(小倉北区清水)
住宅街の外れにひっそりと建つ人気うどん店「かしわうどん 玉蔵(たまぞう)」。北九州で数店舗展開をする唐揚げ専門店が運営しているうどん店ということもあって、具材のかしわは全て国産鶏を使うなど、こだわりを持っています。
カツ丼というとサクサクの食感か、しっとり汁だくの食感と好みが分かれるところ。しかし、どちらとも決め切らないことが時にはあるもの。そんなジレンマを解消してくれるのが、同店の「三元豚のカツ丼」です。カツはサクサクの食感をしっかり残しつつ、甘くもなく辛くもない絶妙な味付けの玉ねぎとトロトロの半熟卵でとじられ、どちらの食感も楽しめます。
※2022年8月25日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)