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ランチを楽しみながら国際支援&国際交流「ジャイカフェ」【北九州市八幡東区】

(アイキャッチ画像はランチイメージ)

JR八幡駅から国際通りを通り、九州国際大学へ向かい10分少々歩くと「JICA(ジャイカ)九州」があります。

ホテルのようなフロントを過ぎて奥へ向かうと、そこにあるのは「JICAFe(ジャイカフェ)」。

明るいスタッフさんたちが出迎えてくれるこの場所は、JICA九州に技術研修で滞在している開発途上国の人たちと近隣の皆さんに利用されている食堂です。

豊富なメニューと外国料理

メニューは、単品をはじめ、週替わりのセットメニュー、さらに、研修員も利用するため、イスラム教徒の食事であるḤalāl(ハラール)メニューもあります。

そして、何より、値段が安くて美味しい! 大好評のメニューは、早々に売り切れることもあるそうです。

中でも筆者のおすすめは、選べる小鉢付きの日替わりセットです。

「JICAFe」入口付近に置いてあるアンケート用紙に記入するとコーヒー1杯サービス、QRコードからメニューをダウンロードし、スタッフに提示すると週替わりドリンク1杯サービスも受けられます。

時期によっては、食堂に入ると外国人の人ばかりの時もあり、日本にいながらにして海外の食堂気分を味わうことが出来ることも。周囲の人の会話に耳を澄ませて「これは英語」「これはスペイン語」「これはどこの国の言葉?」などと思いを巡らせるのも楽しく、筆者は時間があれば訪れています。

最近では、ランチ中に、日本語で自己紹介の練習をしている外国人の人たちもいました。「そうそう、それで大丈夫!」「あなたたちは、あの国から来日したのね。日本へようこそ」と、ひとりで思いながらランチを食べましたが、こういった体験ができるのも「JICAFe」ならではですね。

あなたも誰かのスポンサーに

また、「TABLE FOR TWO」も。これは、メニュー代金に20円をプラスすることで、発展途上国の給食1食分として、寄付されるものです。

【時空を超えて、誰かと一緒に2人で食べよう】のキャッチフレーズ。食堂の料理受け取り窓口に、お金を入れる箱があります。

緑の庭を見ながらのランチ

ソーシャルディスタンスが保たれている広く明るい食堂。

食堂内には、世界各国からの寄贈品や写真、絵画などの展示もあります。

筆者のお気に入りは、きれいに整備された芝生の庭を見ながらのランチです。

目で見てわかる自給率

食事を受け取って、食堂に入ると左手に大きなお弁当箱のオブジェがあります。

これは、日本のお弁当の自給率を表したものです。これを見ると、自給率の低さを実感します。

ランチを楽しみつつ、国際交流できるかも?

営業時間は、平日午前11時30分〜午後2時。オーダーストップは、午後1時30分です。

もしかすると来日中の外国人の人たちに出会えるかもしれません。ランチを楽しみつつ、国際交流できるのも魅力的ですね。

■住所/北九州市八幡東区平野2-2-1

※2023年2月5日現在の情報です

(ライター・Hanako Sakura)

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