【ギラヴァンツ北九州】旦過市場がスタジアムグルメ出店 第2弾は燻製処「いぶしや」

(アイキャッチ画像はイメージ)

昨年、2回の大規模火災に遭った小倉北区の旦過市場商店街が、ギラヴァンツ北九州のホームゲームにおいてスタジアムグルメとして出店中です。

6月24日のホームゲーム・AC長野パルセイロ戦から登場し、ホームゲームでの出店は今シーズン計6回を予定。出店する店舗は試合ごとに変わり、第2弾となる7月16日のホームゲーム・FC大阪戦では、燻製処「いぶしや」の新商品が登場予定です。

旦過市場出店第2弾は燻製処「いぶしや」

旦過市場の復興に関して昨シーズンは、ホームゲームでの募金や支援Tシャツの販売など取り組んできたギラヴァンツ北九州。復興が軌道に乗るまで今シーズン以降も支援を継続し、ホームゲームに訪れるサポーターに北九州グルメの魅力をアピールしてほしいと旦過市場商店街に出店を要請しました。趣旨に賛同する地元企業が出店に伴う経費などを負担することで、実現することができたと言います。

初回となる6月24日は株式会社ふじたが出店。小倉の郷土食のシンボル「ぬかみそだき」をスタジアムグルメとして販売しました。

続く第2弾として今回登場するのが燻製処「いぶしや」です。

旦過市場のお店の商品を取り入れた新商品を開発

ミクスタ出店を機に、旦過市場の若手経営者たちによる新商品開発の新しい動きが目立ち始めているそうで、そのトップバッターとして燻製処「いぶしや」が新商品「旦過ラップ」「くろボス」を開発し、ミクスタでお披露目します。

「自分のお店だけでなく、旦過市場にも興味を持ってもらいたい」との思いから、「旦過ラップ」「くろボス」ともに旦過市場で営業するお店の商品を取り入れたというコラボ商品です。

「旦過ラップ」は2種類

今回お目見えする「旦過ラップ」(各300円)は2種類。

1つは自社商品のベーコンや枝豆、燻製ナッツのペースト、トマトソースなどをトルティーヤで巻いて焼いた「YUKITO」。ビールなどのおつまみに合いそうな一品です。なぜ「YUKITO」なのか、その理由を尋ねたところ、ギラヴァンツ北九州の取締役会長、玉井行人さんに由来しているとのこと。「『旦過市場を単発ではなく、継続的に支援したい』と旦過市場に声をかけてくれた玉井さんの男気に打たれました。新商品開発の原動力にもなってくれのも玉井さんの言葉・思いでした。そういったこともあり、新商品には玉井さんの名前をいただき、『YUKITO』と名付けました」と「いぶしや」店主の林貴寛さん。

もう1つは、旦過市場で「いぶしや」の向かいに位置する「岩田屋餅菓子店」のヨモギ餅をトルティーヤで巻いて焼く、甘いタイプの「あんもち」。使用するお餅はその日売れ残り廃棄処分予定のものを再利用し、フードロスを減らすというSDGsにもつながる一品となっています。

スタジアムグルメ出店後は新商品として店舗でも「旦過ラップ」を売り出す予定だと言い、ギラヴァンツ北九州のホームゲームがある週末に合わせた限定販売になりそうだということでした。

スタグル限定「くろボス」

一方の「くろボス」(1本500円)は、今回のスタジアムグルメ限定商品。自社製品の大きなダブルスモークベーコンを串に刺して香ばしく焼きあげたものです。ベーコンには、旦過市場内に店を構える「かしわや黒瀬」の「黒瀬のスパイス」がしっかり振りかけられており、ビールとの相性抜群です。

「旦過ラップ」「くろボス」は、メインスタンドと北サイドスタンドの間にある2階特設テントで販売。旦過市場商店街の次回スタジアムグルメ出店は、8月19日のホームゲーム・FC琉球戦を予定しています。

※2023年7月13日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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