九工大のチームが世界大会「ロボカップ」準優勝【北九州市】

(アイキャッチ画像はイメージ)

九州工業大学大学院生命体工学研究科および北九州市立大学の学生が中心となって結成しているチーム「Hibikino-Musashi@Home」が、7月6日〜9日にフランスで開催された世界最大のロボット・人工知能競技会「RoboCup2023」の「@ホームリーグ」に出場し、世界大会で準優勝という快挙を達成しました。

世界でも強豪として知られる学生チーム「Hibikino-Musashi@Home」

「RoboCup(ロボカップ)」とは、自律移動型ロボットによる競技会であり、「@ホームリーグ」は、家庭やオフィスといった人間の生活空間で人間と協力して働くサービスロボットの性能を評価するリーグのこと。

ロボットには、人間と自然な意思疎通を行い、周辺の環境を認識し、自ら行動を計画し実行するための高い人工知能が求められます。同リーグにはチーム独自のロボットで出場しロボットの総合的な性能を競い合うOPL、標準機で出場し主にソフトウェアの性能を競い合うDSPLなどのサブリーグが設けられており、「Hibikino-Musashi@Home」は、DSPLへ参戦。世界の強豪11チームと競い、準優勝という好成績を収めました。

 

世界でも強豪チームとして知られている「Hibikino-Musashi@Home」は、安川電機プロジェクト(学生プロジェクト)や、カーロボAI連携大学院の支援を受けています。

また、九州工業大学では、同窓会である明専会や企業と連携。学生グループによる創造的なプロジェクトに対し、その活動を強力にサポートしています。

※2023年7月30日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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