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10月リニューアルオープンの居酒屋「お残しは許しまへんでェ。」切実な願いはただひとつ

小倉北区魚町にある焼き鳥、串焼きを提供する居酒屋「鈴木のおやじ」が、「お残しは許しまへんでェ。」というパンチの強い店名になり、10月1日にリニューアルオープンしました。

「食べきれないほどの量がでてくるかもしれない」、「残したら怒られるかもしれない」と、さまざまな想像をしつつ、お話を伺ってきました。

願いはひとつ「残さず食べて!」

 

画像提供:お残しは許しまへんでェ。

とびきりの笑顔で迎えてくれたのは、“鈴木のおやじ”こと鈴木隼人さん。
「今回のリニューアルを機に、“お残しは許しまへんでェ。”は、食べ飲み放題専門として生まれ変わりました。店名の由来ですか?『残さず食べて』という想いそのままです」と予想通りの回答。

「食べ放題で残してしまった場合、残った料理は廃棄されます。捨てることが一番もったいないし、料理人としては悲しい。食べ放題は頼み放題ではないので、食べられる量を注文してもらえるよう、食べ放題の“ルール”を設けました」と、食べ放題を開始する前のルールを見せてもらうことに。

食べ放題前にお店との約束を交わすシステム

飲食の提供開始前に行う「ルール確認」は、なんと署名制。
席の時間やラストオーダーなどの確認に加え、「会計時に食べ残しがあった場合、1名につき3000円別途かかります」「食べ残しのない注文をお願いします」と、お店からの切実な想いがルール化されています。代表者の署名が済んだら、食べ放題開始です。

まさに「お残しは許しまへんでェ。」と言われているようです。

約束を守る代わりにお店からは豪華なプレゼントも

店内は、全席個室。税込み2500円~5000円の食べ飲み放題で、値段によって食べ放題になる料理が変わります。各コースには、食べ放題を開始する前に「大トロ入り刺し盛り」「サーモンカニ飯」「海鮮寿司盛り合わせ」「炭火肉三点盛り」がお店からプレゼントとして提供されます。

「テーブルアート付アニバーサリーコース」は、一室のテーブル一面を大胆に使用したテーブルアートのサービスも。
どんなテーブルアートになるかはお楽しみ。記念日やパーティーのサプライズにもぴったりです。

今月は食品ロス削減月間

10月は「食品ロス削減月間」です。
毎日お茶碗1杯分の量を捨ててしまっているといわれる「食品ロス」は、全国的な課題となっており、消費者庁、農林水産省、環境省が連携して食品ロスを減らそうと普及や啓発に取り組んでいます。
北九州市の家庭からも、年間約2.6万トンの食品ロスが発生しているそうです。

「お残しは許しまへんでェ。」と約束する「残さず食べること」を意識するだけでも、食品ロスを削減する第一歩に繋がるのではないでしょうか。

(北九州ノコト編集部)

住所 北九州市小倉北区魚町2-3-11合原ビル2F
電話番号 093-551-0390
営業時間 17:00~24:00(料理L.O. 23:00 ドリンクL.O. 23:00)
定休日 不定休
公式HP https://suzukinooyaji.owst.jp/

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