
【北九州の企業が取り組む】子どもたちの未来を照らす「リーダーキッズ2025」第4回開催!成長の軌跡と次なる一歩<ライフクリエイト>PR
(アイキャッチ画像:「リーダーキッズ2025」の様子)
北九州市小倉北区に本社を構える株式会社ライフクリエイトが支援する活動「リーダーキッズ2025」が、7月19日と20日の2日間にわたり北九州市立生涯学習総合センター3階のホールで開催されました。
今年で4回目の開催を迎える「リーダーキッズプログラム」は、児童養護施設で生活する子どもたちの一生折れない自信を育む取り組みとして、回を重ねるごとに深みを増し、確かな成果を生んでいます。
今回も同社の代表取締役社長・有冨修氏や社員のみなさんと、15名の子どもたちが参加。その成長と次なるステップを紹介します。
「感謝」の大切さと心に響く「命」の授業
今回のプログラムでは、保育の現場に長年携わってきた阿比留恵さん(愛称:めぐちゃんせんせい)がスピーカーを務めました。
保育士としての豊富な経験をもとに、子どもたちが主体的に動けるよう語りかけます。
1日目は、ハートゲームを通して、“人と仲良くなる言葉と行動”を学び、フラフープオリンピックで“協力”や“努力”、“練習”、“ワンチーム”になることを体感。さらに、野球選手イチロー氏の「未来作文」を題材に、子どもたちも未来への想いを綴りました。
2日目の後半では、阿比留さんが「ありがとうの漢字には“有”に“難”が使われている。つまり感謝とは、実は当たり前ではなくて、難しかったりするのかなっていうことですね。どんなことがあるかな」と子どもたちに問いながら“感謝”することの大切さを伝えます。
子どもたちは「自分の将来のことをしっかり真剣に考えてくれていること」「美味しい食事を作ってくれること」「社会人になった時のために準備してくれていること」「ここまで何事もなく安全に育つ環境を作ってもらったこと」「いつものように明日が来ること」「思い出があること」「喧嘩ができること」と声に出し、一つ一つ身の回りにある感謝できることを再認識しました。
さらに、阿比留さんが胸に手を当て「心臓は今すぐとまれと命令しても止まりません。1人1人が生きています。今、みんながここで元気に命があるっていうことなんです」と語りかけ、同じように静かに胸に手を当てた子どもたちが、自分の存在の尊さに気づく貴重な時間を過ごしていました。
最後のプログラムとなる感謝の気持ちを言葉にする「ありがとう作文」では、自分自身や身近な人への感謝の思いが溢れていました。
「嫌いより、好きでいること」 過去と向き合い、今を語る
「僕は昔、親が大嫌いでした──」
そう子どもたちに語ったのは、現在ライフクリエイトで働く石垣さん(愛称:ガッキー)。
自身も養護施設出身の石垣さんは、過去の経験を乗り越えた今、「でも、丈夫な身体に生んでくれたことだけは感謝できる」と続けます。
そして、「嫌いだっていう気持ちで過ごすよりも、好きっていう気持ちでいた方がいいなっていうことに気付いたんです」と語り、これを聞いた子どもたちは、彼の“等身大”の体験を自分に重ねていきます。
石垣さんが変わるきっかけをくれたのが、有冨社長の存在だったそうです。
石垣さんは「これからも物やお金ではなく、リーターキッズが導く考え方という“残る贈り物”を自分の言葉で子どもたちに伝えていきたい」といいます。
この言葉こそが、リーダーキッズの本質を象徴していました。
4年間の歩みを胸に 卒業生Aさんの夢
高校3年生のAさんは、4年間継続してリーダーキッズに参加し、今回を最後に卒業となりました。
有冨社長(愛称:校長の“しゅうちゃん”)に向けて、「夢を応援してくれて嬉しかった。たくさん語りかけてくれてありがとう!」と心のこもった感謝の手紙を読み上げます。
毎年リーダーキッズを楽しみにしていたAさんは、 “人の温かさ”と“自分を信じる力”を育んできました。そして、将来の夢は、教育の仕事に進み子どもたちを支えることなのだそう。
有冨社長は「ここで学んだことを糧に諦めずに前を向いて、明るく歩んで欲しい。頑張ってください!」とエールを贈りました。
「挑戦する姿」が育てる未来 有冨社長が語る継続の力
「すぐに結果は出なくても、4年間続けてきたからこそ見えたものがあります」と語る有冨社長は、今年も子どもたちの主体性の芽生えと、挑戦を楽しむ姿を実感。
子どもたちの変化に社員たちが寄り添い、互いに「ありがとう」「ナイストライ」と声をかけ合う姿に、ライフクリエイトの“企業文化”が感じられました。
有冨社長に今後の目標を聞いたところ、「この活動が全国で当たり前になるように、いろんな組織が一緒になって広げ定着させたい」と力強く語りました。
「リーダーキッズ」が育む希望の未来
この2日間で、子どもたちは、“人を思いやること”と“自分に自信を持つこと”そして、“感謝すること”を学びました。子どもたちの未来にとって、この経験が“原点”となり、“希望”を生むことでしょう。
ライフクリエイトは、これからも変わらぬ想いで子どもたちの未来を支え続けていきます。
主催:株式会社ライフクリエイト、一般社団法人日本プロスピーカー協会 北九州支部
(提供:株式会社ライフクリエイト)