【新型コロナ/北九州】宣言拡大後の陽性は5人 5月1日時点の感染者推移
世界中で猛威を振るう、新型コロナウイルス。日本各地でも感染者が続々と増えています。
北九州市内の感染者についても、さまざまな情報が飛び交っています。一方、正確な一次情報がうまく届いていない状況も散見されます。北九州ノコトは、ローカルメディアの責として、地域における正確な「コロナ関連情報」を広く発信する役割を担いたいと思います。
私たちの情報発信が、少しでも市民のみなさんの役に立てばうれしいです。
そして、一日も早い終息を願います。
※当記事は、2020年3月1日~5月1日までに北九州市が発表した市内の感染者数をまとめています。
数は北九州市の発表日ベース。いずれもクルーズ船などの人数を含みません。
なお、北九州市が発表する感染者には、市内で感染が見つかった近隣市在住者なども含まれます。
北九州市内で判明した陽性判明者数の推移と累計
北九州市では5月1日、新型コロナウイルスの新たな陽性患者は見つかりませんでした。緊急事態宣言が全国に拡大された4月16日以降に判明した陽性患者は5人。これまでの累計は76人です。
福岡県全体では4月30日時点での累計は641人となっています。
北九州市では4月29日、76例目の陽性患者が見つかっています。20歳代女性(門司区)で、介護職員とのことです。24日に発熱(39℃台)、筋肉痛、悪寒があり、医療機関を受診。発熱(37℃台)など症状が続くため、28日に再診し、検体採取。29日にPCR検査の結果、陽性が判明しました。
5月1日時点での陽性患者を年齢別にみると、20歳代の20人が最多。30歳代(13人)、50歳代(11人)、60歳代(9人)、40歳代(8人)、10歳代(4人)と続きます。
区別では、小倉北区が18人で最多。次いで小倉南区(17人)、八幡西区(14人)、門司区(14人)が二桁となっています。一方、戸畑区と八幡東区はそれぞれ1人と少ない傾向です。
PCR検査 北九州市の現状
北九州市は、PCR検査を行った人数と、検査結果を連日発表しています。これによると、5月1日の市内の検査数は44件。累計は2594件となりました。陽性率は2.9%です。緊急事態宣言が全国に拡大された16日以降は連日、検査数が100件を下回っています。
福岡県全体では5月1日、147件のPCR検査が実施されました。累計9421件、陽性率は6.8%です。
不安な場合の相談はどこへ?
北九州市は、厚生労働省の相談窓口とは別に、専用の相談ナビダイヤルを開設しており、自身や家族の症状に不安がある場合など、一般的な問い合わせができるようになっています。
相談ナビダイヤルは、一つの専用電話番号で複数の部署への道案内をするサービス。5つの大分類から、個別の相談へ導くワンストップ相談窓口です。
・体調異変・感染疑いに関する内容
・企業・個人事業者向けの相談
・小中学生に関すること
・保育に関すること
・その他の相談
(北九州ノコト編集部)
各相談窓口 | 電話 | 対応時間 |
厚生労働省相談窓口 | 電話:0120-565653(フリーダイヤル) FAX:03-3595-2756 |
9:00~21:00 (土・日・祝も実施) |
北九州市新型コロナウイルス相談ナビダイヤル | 電話:0570-093-567 FAX:093-522-8775 |
平日9:00〜17:00 |
帰国者・接触者相談センター(北九州市) | 電話:093-522-8745 FAX:093-522-8775 |
24時間受付 |
※FAXは、聴覚に障害のある方をはじめ、電話でのご相談が難しい方がご利用ください。
※北九州市新型コロナウイルス相談ナビダイヤルへのFAX相談は、夜間や土日祝日は返信が遅れる場合があります。