
【北九州市】2025年に最も注目された『公園』は? 第1位は<有名な梅の名所>!
(アイキャッチ画像:「三岳梅林公園」2024年の様子)
1700を超える公園がある北九州市。
地元密着メディア『北九州ノコト』では、普段あまり意識することがない地元の公園に注目。遊具や設備がしっかり整った大きな公園から地域の人々に親しまれている公園まで、さまざまな公園の情報を発信してきました。
さらに、年末年始にかけては、その年に公開した公園に関する記事の中で、アクセス数の多かった記事をランキング形式で紹介。2021年から始まり、歴代第1位に輝いたのは、2021年が小倉南区「志井の森公園」、2022年が門司区「大里公園」、2023年が八幡西区「黒崎中央公園」、2024年が門司区「新門司海浜緑地」でした。
今回は2025年に公開した公園に関する記事の中で、多くの人に読まれた記事TOP10を紹介します。果たして、第1位になったのはどの公園でしょうか……?
<あの花の名所>や北九州ならでは<竹について学べる公園>などがランクインしていますよ!
10位:徳吉中央公園(小倉南区)
北九州市小倉南区徳吉にある「徳吉中央公園」。国道322号線沿い「来来亭 小倉南徳吉店」の裏にあります。
遊具はもちろん、グラウンドやバスケットゴールなどがある広めの公園です。
公園入り口の近くには、ユニークな形をした砂場と滑り台が設置されていました。トンネルのような滑り台を滑ると、そのまま砂場に着地できるようになっています。
それほど長くはありませんが、小さな子どもたちの興味を引きそうですね。

「来来亭 小倉南徳吉店」を右手にグランドの奥に進むと、健康遊具が3つ並んでいます。
さらに進んだところに、ターザンロープやネットの遊具などがあります。
遠くから見ると草が生い茂って使用が困難かと思いましたが、近くを覗いてみたところ草が生えていないので、十分遊べそうです。

ローラー付きの滑り台があり、とても低いので小さな子どもも遊べそうでしたが、高さがなさすぎて滑らないのではないか……と疑問に感じました。
他にも、小さな子どもが安心して遊べそうな「柵で囲まれた遊具の広場」や「バスケットゴール」など幅広い世代が利用できる設備の整った公園でした。
9位:合馬竹林公園(小倉南区)
たけのこの産地として有名な北九州市小倉南区合馬地区にある「合馬竹林公園」。梅の名所である「三岳梅林公園」から車で6分程の場所にあります。
約150種類の竹や笹類を見学でき、たけのこをイメージした三角屋根の展示館があるなど、竹について学んだり遊んだりできる公園です。
公園の中央に位置する場所には、展示館があります。

<タケノコ>をイメージした三角屋根の建物で、八角形の部屋が合体して竹について学べる場所となっています。
エントランスホールの奥には竹馬や竹ぽっくりがあり、外で遊べます。竹馬は、子供用から大人用まであり、誰でも自由に使うことができました。
展示館を出て、向かって右側に日本庭園へとつながる入り口があり、その奥には「見本園」と呼ばれる竹林があります。
総面積約1.2ヘクタールのうち、周回園路沿いの区画約0.7ヘクタールには国産をはじめ、中国産などの竹や笹約150種類を植栽しています。

外周約0.5ヘクタールには地元の合馬たけのこで知られている「モウソウ竹林」が見られます。
見本園を1周回っていると、少し小高い丘のようになっている広場のような場所がありました。
そこは、円形の広場を360度囲うように竹が植えられており、下から撮影すると迫力のある竹の緑と青い空が一緒に撮影できて、まるで自然にできたフォトスポットのように感じます。
ベンチもあるので休憩しながらゆっくりとした時間を過ごすことができそうです。
「合馬竹林公園」は、竹について実際に見学しながら学べることはもちろん、合馬地区の歴史などについても学習できるなど特徴のある公園でした。
8位:長行台中央公園(小倉南区)
北九州市小倉南区長行の住宅街にある「長行台中央公園」。
遊具や砂場、グランドもあるので小さい子どもから小学生くらいの子どもまで楽しめる公園。公園に入って目を惹かれたのは、公園入り口の右手にある門がついた広場です。
門には、小さい子どもの手が届きにくい箇所に、開け閉めできる取っ手がついていました。

グランドよりも低い位置にあり、階段を降りると複合遊具が2つと砂場があります。
遊具の裏側にも柵があり、ペットの出入りを禁止する看板があったので、小さい子どもが安心して遊べそうです。
砂場もペットの出入りがないせいか、比較的きれいに使われていると感じました。広場の周囲は、長いベンチになっており、子どもが遊ぶのをゆっくりと見守ることができます。

シンボルマークのような、かなり高くて大きな木が立っていました。風が吹くと葉っぱがなびいて、まるで子どもたちを優しく見守っているような印象を受けます。
その他、遊具以外にも広めのグランドがあり、小学生くらいの子どもが、走って遊べる程度の広さという印象です。
グランドにゴミ1つ落ちておらず、地域の人に愛されているのだと感じました。
7位:片野新町公園(小倉北区)
北九州市小倉北区片野新町の住宅街にある「片野新町公園」。
複合遊具のほか、小さい子どもが安心して遊べる柵のついた遊び場や健康器具もあり、家族みんなで楽しめる公園です。
公園の入り口は3箇所で、どこから入ってもすぐ広場に行けます。大きな公園ではありませんが、子ども10人程度でも鬼ごっこが楽しめるくらいの広さでしょうか。
広場の中に入ると「ぼうけんごや」と書かれた複合遊具がありました。

他にも、黒い柵で囲われた遊び場があります。

砂場やスイング遊具、低めのイスとテーブルが設置された屋根付きの家のような場所などがあり、動物の連れ込みが禁止されていました。
公園の横には、「年長者いこいの家」と書かれた集会所もあるので、地域に密着した公園なのだと感じました。
6位:北筑二丁目公園(八幡西区)
「可愛い汽車がある」という噂を聞き、「北筑二丁目公園」(北九州市八幡西区北筑2-8)。
八幡西区北筑の住宅街にある公園で、筑豊電鉄・今池駅から5分ほど歩いたところにあります。

公園は平坦で芝生が整えられており、とてもきれい。小さな子どもが遊ぶにはピッタリだなと思いました。
すべり台付きの大きな遊具も、優しい色合いと全体的に丸みのある可愛らしい雰囲気です。

高さや形状の異なるすべり台が3カ所にあり、それぞれを滑って何度も楽しめそうですね。
遊具の階段が広くなっているので、大人も子どもと一緒に上がりやすくなっていました。
なお、公園には東屋や手洗い場はありますが、トイレ、自動販売機、駐車場はありません。
