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門司駅近くに「ベーカリー&シャンデリア エキセントリック」オープン【北九州市門司区】

(アイキャッチ画像はイメージ)

10月10日、JR門司駅近くの門司赤煉瓦プレイスに、「BAKERY&CHANDELIER Eccentric (ベーカリー&シャンデリア エキセントリック)」がオープンしました。

行橋市の「高級食パン専門店 奇人と変人」が監修を務め、九州初のドライフラワー&シャンデリア専門店「STOCK ROOM」(宮崎市)とコラボした新しいタイプのベーカリーです。

料理人歴35年のシェフが仕上げる料理とパンとの組み合わせ

門司赤煉瓦プレイスは、明治末期に建てられた「帝国麦酒株式会社」の工場施設を保存した、赤いレンガが印象的な建物群。

そんな100年以上もの時と歴史を積み重ねてきた重厚な赤レンガ造りの建物の一つである、1913(大正2)年築の赤煉瓦交流館(旧倉庫群)の海沿い側から入ったところに「エキセントリック」はあります。

人気料理店で料理長も務めた料理人歴35年のシェフが臨場感あふれるオープンキッチンで仕上げる料理の数々は、四季を感じることができるものばかり。それらの料理に合う生地のパンと組み合わせ、調理パンへと仕立てられていくのですが、中でもオススメは炭火で焼く具材と高加水パンの組み合わせとのこと。生地の70%を超える水分を含んだ高加水パンは、焼きたてのしっとり感、もっちりとした食感が特長で、炭火で焼いた具材との相性もいいのだとか。

取材時、店頭に並んでいた「オレンジチキン」(500円)からのぞく焦げ目のついたオレンジの香ばしさとチキンも確かにパンとの相性バッチリでした。

人気は「明太子フランス」

店内には食パンやバゲット、カンパーニュといったベーシックな商品をはじめ、クロックムッシュや具材がたっぷりのったタルティーヌといった調理パン、メロンパンやクリームパンなどの菓子パンほか、セミハード系からふわふわ系まで多彩なパンが並びます。また、選んでる間にも焼きたてパンが次々と登場してくるので、目移りしてしまいます。

選びきれないほど豊富な種類のパンが並びますが、人気が高いのは「明太子フランス」(400円)なんだそう。外はカリカリ、中はほどよく柔らかい食感のパンに、明太子バターをたっぷりと塗って仕上げられた一品です。

季節に合わせ、新商品も増えていく予定とのことなので、「次に来る時はあのパンを買ってみよう」と決めていても、またお店に行くと新しいパンとの出会いがあり、結局悩むことになりそう。でもそんな嬉しい悩みなら歓迎ですね。

カウンター10席あり 海を眺めつつイートインOK

ドリンクは「コーヒー」「アイスコーヒー」「カフェラテ」「アイスカフェラテ」のほか、「ピンクグレープフルーツ」「ブラッドオレンジ」「シチリアレモン」のジュース類を販売。

店内にはカウンター10席もあるので、イートインも可能です。窓の外には関門海峡を眺めることができ、のんびりとした時間を過ごすことができます。

今回は平日の開店直後に訪れたため、カウンター席も十分空いていたので、丸いパンをくり抜いた中にたまごサラダとゆで卵を詰めた「ポット 卵」(350円)、ふわふわの生地で粒あんをたっぷり包んだ「粒あんぱん」(200円)、練乳クリームと板チョコを挟んだセミハードパン「板チョコミルク」(250円)と「カフェラテ」で、モーニングのひと時を楽しみました。

週末は入場制限する場合も ねらい目は平日午前中

お店の人に聞くと、10月10日のオープン日には約300人もの人が並び、オープンから2週間ちょっとが過ぎた今も多い場合には入場制限することがあるんだとか。平日の午前中であれば、比較的ゆっくりしているとのことでした。

「お店を開くにあたり、いろいろな場所を見ましたが、この建物が持つ歴史や風情、奥行きのあるその世界に魅せられて、どうしてもこの場所でお店をやりたいと感じました。それから何度も足を運び、準備期間を経てようやくオープンすることができました。1回来てみて終わりではなく、また次も行ってみたい、あのパンをもう一度食べたいと思ってもらえるようなお店でありたい。“この一品のためだけに足を運びたくなる”。そんな一品との出会いがありますように」と話してくれました。

ちなみに店名の由来を尋ねたところ、監修を務める「高級食パン専門店 奇人と変人」にちなみ、「エキセントリック(奇人)」と名付けたとのことでした。

世界に一つしかない1点もの『フラワーシャンデリア』

また、同店のもう一つの魅力が、フラワーアーティストが手掛けるドライフラワーをデコレーションした『フラワーシャンデリア』です。

「エキセントリック」のお店のロゴのモチーフにもなったフラワーシャンデリアや置き型のランプなどが店内に展示されていますが、どれも世界に一つしかない1点ものだそうです。アート作品のような繊細な美しさを持つフラワーシャンデリアは、購入も可能とのこと(一部非売品あり)。

パンだけでなく、フラワーシャンデリアにも目を向け、空間を楽しみたいですね。

最新情報は「エキセントリック」インスタグラムで見ることができます。

■住所/北九州市門司区大里本町3-11-1
■営業時間/9:00~18:00
■店休日/月曜
■駐車場/約150台分あり(30分無料)

※2022年10月27日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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