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北九州市のクラファンが目標超える7321万円で終了 医療従事者や事業者を支援

(ふるさとチョイスのスクリーンショット)

5月から北九州市が開始したふるさと納税を用いたクラウドファンディング(CF)は8月13日、目標金額を達成し、受付を終了しました。寄付金額の合計は7321万7818円で、目標金額の146%となりました。

支援総額は目標の146.4%を達成

北九州市は5月15日、新型コロナウイルスと最前線で戦う医療関係者や、深刻なダメージを受けている事業者を応援したいという市民の声を受け、「ふるさとチョイス」が提供するサイト上で目標金額5000万円のCFプロジェクトを立ち上げました(紹介記事はこちら)。

「北九州市応援寄附金『コロナに負けない北九州の底力』あなたの想いがコロナと戦う人たちを支えます」と題し、寄付の募集を開始。寄付金は順調に集まり、同27日には目標金額の70%、約1か月後の6月11日には目標金額を達成しました。

その後も寄付は続き、最終的には859人の支援者から7000万円を超える金額となりました。

医療従事者に向けられた応援メッセージ

ふるさとチョイスのスクリーンショット

市長も支援を呼びかけた(ふるさとチョイスのスクリーンショット)

支援者からは、「陰ながら、心より応援申し上げます!」「「家族でお世話になっている北九州、なんとかこのコロナ禍、乗り越えてほしいという思いで寄付させていただきました」「見えない敵と戦うことは相当強固な精神力・勇気・使命感などが必要です。皆様が報われる日が来ることを切に願っています」など、医療従事者や事業者に向けたメッセージが送られています。

福岡県では“コロナ警報”が発動中

7月中旬以降、新型コロナ感染者数は増加傾向にあります。福岡県全体では7月31日に過去最多の169人、北九州市では8月8日に過去最多となる33人の陽性が確認されました。

このことを受け、福岡県は現在「福岡県コロナ警報」を発動。県は、飲食店や、カラオケ、居酒屋、バーなどへ、感染防止宣言ステッカーの提示要請を行い、8月8日から21日までの間、会食や飲み会は2時間以内で済まし、2次会、3次会などは控えるよう県民に向け協力を要請しています。

コロナによりさまざまな影響を受けている医療従事者や、事業のみなさんを応援したいという声が、「寄付」という形でたくさん集まりました。終息まではまだまだ時間がかかりそうですが、互いに支え合い、それを地域の活力としていきたいですね。

(北九州ノコト編集部)

◆北九州市応援寄附金プロジェクト「コロナに負けない、北九州の底力」~あなたの想いがコロナと戦う人たちを支えます~(https://www.furusato-tax.jp/gcf/838
◆「福岡県コロナ警報」の発動と今後の対応について(https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/covid19emergency-details.html

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