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小倉北区役所で「小倉祇園太鼓写真展」開催中 <平成中村座>上演の関連企画【北九州市小倉北区】

(アイキャッチ画像はイメージ)

小倉北区役所(北九州市小倉北区大手町1-1)の1階で「小倉祇園太鼓写真展」が開催中です。期間は11月27日まで。

小倉祇園太鼓は「平成中村座」で上演中の演目にも

北九州市制60周年を記念して、11月1日から26日まで勝山公園内特設劇場で上演されている『平成中村座 小倉城公演』。『平成中村座 小倉城公演』の演目「小笠原騒動」には、小倉祇園太鼓が取り入れられています。

これに関連して、小倉北区役所では「小倉祇園太鼓写真展」を開催中。お祭り開催時の「小倉祇園太鼓」の生き生きとした写真を見ることができます。

小倉祇園太鼓とは

「小倉祇園太鼓」は、福岡県北九州市の中心部である小倉で400年続いているお祭りです。

関ヶ原の戦いの功により、40万石の大名に任ぜられた細川忠興公が慶長7(1602)年に大規模な小倉城の築城を始め、元和3(1617)年に城下町としての繁栄のために祇園社を創建して領内の総鎮守とし、祇園祭が始まったといわれています。

明治以降は祭りが次第に変化していきました。飾り付けた山車や踊り屋台が、今日の太鼓を据え付けた山車になり、若衆がその太鼓を威勢よく打ち鳴らして、町中が勇壮な太鼓の音で覆われます。それが小倉祇園が”太鼓祇園”と言われる由縁です。

両面打ちという全国でも類を見ない珍しい打法で、表と裏で音も打法も違うのが特色。打法は町内によって若干異なりますが、原則的な打法、基本的なリズムがあり、それを基本に各人各様が工夫を凝らしているところに祇園太鼓の面白さがあるといえます。

小倉祇園太鼓は2019(平成31)年3月、国の重要無形民俗文化財に指定されました。文化庁によると「神社の祭礼行事が歴史的変遷の中で太鼓芸を中心としたものに発展した希有な事例である」として評価されています。

写真展の詳細は北九州市のホームページで確認できます。

※2023年11月18日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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