JR「門司駅」より徒歩5分、門司区高田にある「小料理 樹（じゅり）」。2023年4月にオープンした同店は地元門司や旦過から食材を買い付け、地場産にこだわった旬の野菜をふんだんに使ってます。
今回は、そんな同店が提供する料理の“美味しさの理由”を紹介していきます。
心地よいジャズが流れる店内 憩いの場で会話も弾む
店内はジャズが流れてシックな雰囲気。女将さんとの会話も楽しめるオープンキッチンのカウンター席は、常連客の憩いの場です。知らない人同士でも、一度そこに座ると和気あいあいと会話を楽しんでいます。
ママ友などの集まりに人気なのが掘り炬燵席。ゆっくり座ってお鍋を囲んだ団らんの光景が冬の定番とのこと。
女将さんのこだわりは日替わりで作る「おばんざい」
肝心のグルメをご紹介。まずはおばんざいです。
常時日替わりのおばんざいを15〜20品作っており、毎日でも飽きない工夫がされているから常連の人が定着するのでしょう。
女将さん特製の出汁巻卵もお店に欠かせない一品。県産ブランド卵を贅沢に3個も使用し、オーダーを受けてから焼き上げるのでフワフワ、アツアツの状態で旨味の濃い卵焼きを食べられます。
おばんざいの代表格でもある肉じゃが。お袋の味のように懐かしさもありつつ、有名居酒屋のキッチン責任者も務めた経歴がある女将さんの料理の腕前を感じます。
この肉じゃがに“美味しい理由”がありました。ホクホクのじゃがいもは食べずにいられません。
冬に欠かせないおでんにも注目。大鍋で炊くので、家庭的でありながら本格的な味わいが楽しめます。お酒のアテになるようなしっかりとした味付けが後を引き、おでん会のようなイベントも不定期で行われているのです。
なお、イベントの開催についてはインスタグラムで発信しているとのこと。
お酒のお供の代表格である唐揚げは、老若男女誰もが認める一品。揚げたてジューシーで肉汁が溢れる鶏肉にはハイボールがピッタリです。
料理が美味しい理由は女将さんの＜工夫・接客・笑顔＞
お店の目標を聞いたところ、「目標と言うよりは、一人営業なのでなるべくお待たせしないように、すぐお出し出来るお料理を増やすといった工夫をしつつ、お客様にまた来たいと思っていただけるような接客を心がけたい」と女将さんは笑顔で言います。
料理が美味しいのはもちろんですが、女将さんのこの優しい笑顔を見ていると癒されている自分がいることに気付き、最終的にお店は人で決まってくるのだと筆者は思えてなりません。そこが最後の特筆すべき美味しい理由だと確信しています。
詳細は「小料理 樹」のインスタグラムで確認できます。
※2024年3月2日現在の情報です
■住所／北九州市門司区高田1-8-18
■営業時間／15:00〜23:00（※早終いの場合あり）
■店休日／日曜、平日不定期でお休みの場合あり（詳しくはお店Instagramのカレンダーに掲載）
■駐車場／なし
（ライター・ふくちゃん）
