小倉南区徳力の隠れ家的カフェ「terret」が営業再開 当面は朝〜昼のみ
小倉南区徳力の川沿いにある隠れ家的カフェ「terret」。
新型コロナの影響で4月から休業していましたが、9月4日より営業を再開しました。
今日のメニューはSNSでお知らせ
terretは2019年7月、小倉南区徳力「徳一橋」のそばにオープンしました。
お店の入り口には小さく店名が書いてありますが、カフェとは気づかずに通り過ぎてしまう人も多そうな、控えめな外観です。店頭には「クリームソーダたまにあります」という少し不思議な表現の言葉も。
オープンからまだ1年ちょっとですが、すでに人気店。5か月振りの再開に、SNSでは「待ってました!」「必ず行きます!」という声もありました。
人気の秘密は「毎回変わるメニュー」
ドリンクメニューは、コーヒーやオーガニックジュースなど。食事やスイーツメニューは、営業当日にSNSで知らせてくれます。
いつも同じメニューというわけではなく、旬のものを使い、準備ができたものを提供するという風変わりなスタイル。日によって具材が変わる「サンドイッチ」や、きまぐれに作られる「今日のおやつ」、「カレー」などを提供しています。
「今日のおやつ」は、季節のフルーツがたっぷりのロールケーキ、マフィン、スコーンなど、その時々の旬の素材を使用しています。
お店の入り口に「本日カレーあります」と書かれている時だけ提供される「スパイスカレー」も人気。ルーや副菜もその時々で内容が変わるため、「毎回違うものが食べられる」と喜ぶカレーファンも。
店主の稲田さんは「同じものが作れない」ことが悩みだそうですが、逆にそれを楽しみにするリピーターが増えているのかもしれません。
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てれーっとしている店主?
席は、カウンターとテーブルがあります。店主ひとりで営んでいるため、食事の提供に時間がかかる場合もありますが、カウンターから見える窓の外には木々が並び、春は桜、これからの季節は紅葉の景色が広がり、待ち時間も退屈しません。
店名「terret」の由来は「店長がてれーっとしているから」と稲田さん。ごはんのスイッチを押し忘れ、営業時間がずれ込むアクシデントも時折あるそうです。
営業時間やメニューの話を聞いているとなんだかアバウトなお店に聞こえますが、一度お店を訪れるとその印象は少し変わります。丁寧な味付け、写真に収めたくなる盛り付け、温かい気持ちになれる接客などその繊細さに気が付き、“てれっと感”は“居心地のよさ”に変化します。
しばらくはお昼くらいまで営業
休業前までは、お昼からの営業でしたが、当面の間は朝からお昼くらいまでの営業です。
再開後の食事メニューは、「モーニングトースト」(550円)のみ。トーストに新鮮野菜とソーセージ、目玉焼きがのっています。250円でドリンクを付けることもできます。
今後、旬の食材が入荷したら、おやつやカレー、サンドイッチが提供されるかもしれません。
SNSで、「terret」の「てれっとお待ちしております」を見かけたら、営業の合図。隠れ家のようなカフェで“てれっと”しましょう。
(北九州ノコト編集部)
住所 | 北九州市小倉南区徳力3丁目15-11 |
電話番号 | ー |
営業時間 | 当面の間、朝からお昼くらいまで |
定休日 | 不定休 |
公式HP | Instagram(terret) |
備考 | モノレール徳力公団前から徒歩7分 近隣にコインパーキングあり |