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溶けないアイス「くずバー」? 小倉北区の洋菓子店「ブレーメン」

不思議な食感が楽しめる「くずバー」

もう夏が来たのか?と思わずにはいられないほど、暑い日々が続いています。

ひんやりスイーツを欲していたところに、「北九州ノコト」コミュニティメンバー・みどりさんから「くずバー」なるものを勧められた編集部。小倉北区上富野にある「とみの菓子工房 ブレーメン」で、「くずバー」を購入できると教えてもらい、取材に行ってきました。

30年以上地域で愛されてきた、“愉快な街のケーキ屋さん”

店舗外観(編集部撮影)

西鉄バス「富野小学校前」バス停から徒歩3分の場所に位置する「とみの菓子工房 ブレーメン」。1988(昭和63)年創業以来、30年以上にわたり、真心のこもったスイーツをつくり続けています。店名は童話「ブレーメンの音楽隊」から名付けられたもので、「楽しくにぎやかで愉快な街のケーキ屋さん」をイメージして名付けたと言います。

店内には、プチガトーケーキやデコレーションケーキ、焼き菓子など、常時25種類以上のスイーツが並びます。

スイーツには福岡県産にこだわって選び抜いた食材が使用されていますが、その中でも特にこだわっているのが「卵」とのこと。同店で使用されている卵は、黄身の色が濃いオレンジ色なのが特長。そのため、ケーキのスポンジもオレンジがかっていると言います。

まとめ買いする人も多い、ヘルシーなひんやりスイーツ「くずバー」

今回の最大の目的である「くずバー」(1本150円)は、くず粉を使い、アイスキャンディーのように固まらせたヘルシーなひんやりスイーツ。季節限定商品で、毎年5月の連休明けくらいから販売を開始し、10月頃まで販売されているそうです。

実際に1本食べてみると、アイスクリームともシャーベットとも違う、シャリシャリモチモチっとした不思議な食感。溶けてもくず餅のようになるだけなので、アイスクリームのように溶けることはなく、液垂れや型崩れの心配もありません。

フレーバーは「ラムネ」「レモン」「マンゴー」「イチゴ」の4種類で、1番人気は見た目にも爽やかな「ラムネ」。「くずバー」は小ぶりなサイズなので、10本20本とまとめ買いする人も多いそうです。

スペシャリテ「カラメルノア」など多彩なスイーツがいっぱい

看板商品の「カラメルノア」(写真提供:とみの菓子工房ブレーメン)

夏に向かう今からの時季は「くずバー」に目を奪われがちですが、看板メニューは「カラメルノア」とのこと。チョコレート、カラメル、バニラムース、ヌガーなど、11層から成るほろ苦い贅沢なケーキは、パリッとしたカラメルがクセになる味わい。リピーターの多い一品です。

コラーゲンたっぷりの「小倉美人プリン」(写真提供:とみの菓子工房ブレーメン)

また、「レアチーズサンド」「塩バタークッキーシュー」「小倉美人プリン」「焼きドーナツ」などは手土産に好評。新型コロナの影響で外食する機会が減り、自宅で誕生日を祝うことが多くなったためか、ホールのデコレーションケーキの注文も増えているとのことでした。

■住所/北九州市小倉北区上富野5-3-19
■営業時間/午前9時30分~午後7時
■定休日/火曜
■問い合わせ/TEL093-511-6264

※2021年6月15日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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