【北九州で子育て】市営バスが半額?母子手帳の役割と活用方法

「どうしたらいいと?」「わからん!」
初めての妊娠は、わからないことだらけ。
これから北九州市で子育てすることになるみなさんが、安心して生活ができるように、北九州市の制度や取り組みをご紹介したいと思います。

知って損なし!母子手帳とは

「母子健康手帳」とは、一般的に「母子手帳」と呼ばれているもので、健康記録としてとても大切なものです。
赤ちゃんから大人になるまで少しずつ大切な情報を詰めていき、いずれは大きな健康と成長の記録になります。
母子手帳の存在は知っているけど、どこでもらえて何に使えるのか、知っておいて損はありません。

母子健康手帳の受け取り方法と活用方法

母子健康手帳は、各区役所の保健福祉課で申請、受け取りができます。
申請のタイミングについて、特に決まりはありませんが「妊娠11週以内」の届出が推奨されています。

区役所 場所 電話番号 課名
門司区役所 2階 093-331-1888 保健福祉課 地域保健係
小倉南区役所 2階2番窓口 093-951-4125 保健福祉課

保険・健康相談コーナー

小倉北区役所 1階 39番窓口 093-582-3440 保健福祉課 地域保健係
若松区役所 2階東棟 093-761-5327 保健福祉課 地域保健係
八幡東区役所 本館1階 093-671-6881 保健福祉課 地域保健係
八幡西区役所 4階69番窓口 093-642-1444 保健福祉課

健康相談コーナー

戸畑区役所 2階25番窓口 093-871-2331 保健福祉課 地域保健係

※各地域の派出所では申請不可

【母子健康手帳に記録する内容】
・妊娠、出産、赤ちゃんの経過記録
・乳幼児の発育記録
・診察や予防接種の記録
・妊娠中、新生児の注意点
・栄養のとり方
・育児のポイント

母子手帳を受け取る際に必要なもの

・妊娠届出書

各区役所の窓口、市内の産婦人科、助産所などでもらえます。または、電子申請も可能です。

・住所を確認できるもの(運転免許所、健康保険証など)
・マイナンバー(個人番号)の分かるもの

母子健康手帳の使い方や説明は、交付時に各区役所で受けられ、申請には30分程度の時間がかかるようです。
妊娠中の生活や、健康面についても相談に乗ってもらえるので不安事の解消にも繋げられます。
また、マタニティーマークも母子健康手帳と一緒にもらえます。

北九州の市営バスが半額に!

平成29年から、「子育て日本一を実感できるまちづくり」を目指す北九州市の支援策として、市営バスのサービスが始まりました。
妊婦さんの運賃が、なんと!半額になります(定期券、100円区間、1日乗車券は除く)
北九州市営バスのマタニティーカードを発行する必要がありますが、出産までの間使用できるので、ぜひ発行することをおすすめします。

マタニティーカード発行場所 電話番号
NC若松商連案内所(福岡ひびき信用金庫若松支店前) 093-761-3479
旅行センター(小倉北区役所西棟地下1階) 093-582-3700
二島案内所(イオン若松ショッピングセンター内) 093-791-0036
若松営業所(若松区東小石町3-1) 093-771-2765
折尾駅前案内所(JR折尾駅オリオンプラザ内) 093-602-7321
向田営業所(八幡西区三ツ頭2丁目25-1) 093-691-0131

その他のお問い合わせは、北九州市交通局(093-771-8401)まで。

また、マタニティーカードの発行に合わせて、6歳未満の子ども運賃にも嬉しい動きがありました!
保護者同伴、幼稚園や保育所などの引率者が同伴の場合、6歳未満の子ども運賃はこれまで「2名まで無料」でしたが、平成29年に「全員無料」に変更されています。

母子健康手帳はいつからいつまで使う?

母子健康手帳の交付後、病院の診察や予防接種へ行く際には必ず携帯しておきましょう。
病気をしたとき、予防接種を受けるときなど、過去にどのような治療や検査を受けたのかという記録は、非常に重要なものとなります。

いつから使わなくなったのかというお話は様々で、小学生まで、大学生になってからも検体検査や予防接種の際に必要だと言われるケースもあるようです。
成人して不要になったとしても、宝物として大事にしているご家庭もあります。
自身の成長記録として、一番詳細に書いてあるのは母子健康手帳です。
参考に、ご自身の母子健康手帳を見てみるのも良いかもしれません。

(北九州ノコト編集部)

【参考】北九州市:母子健康手帳の交付

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