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強みは「完全ママ目線」の情報/北九州 子育て応援サイト「キッズチャム」髙木美奈さん 佐々木遥香さん

(アイキャッチ画像:ゲストの髙木美奈さん・佐々木遥香さん)

西日本新聞社北九州本社が制作するラジオ番組「ファンファン北九州」。地元新聞社ならではのディープな情報&北九州の魅力を紹介しています。ラジオを聞き逃した人のために、放送された番組の内容を『北九州ノコト』で振り返ります。

かつては高校の同級生、今はママ友のふたり

甲木:おはようございます。西日本新聞社 ナビゲーターの甲木正子です。

井上:同じく、西日本新聞社の井上圭司です。

甲木:井上さん北九州市が子育てしやすい街ナンバーワンって知ってましたか?

井上:はい、2年ぐらい前に、それこそ甲木さんから伺ったことがありまして、公園が多いとか、病院が充実してるとかですね。

甲木:もう、10年近くなるんじゃないかと思うんですが。NPO法人が毎年調べていて、いつも一番に選ばれてるということで、私も子どもが小さかった時、ここで子育てしましたけど、確かに病院が充実しているし、保育園、幼稚園など比較的入りやすいですね。今日はまさに、子育て絡みの方たちをゲストにお迎えしております。子育て情報サイトを作成運営している、キッズチャムの代表 髙木美奈さんと佐々木遥香さんです。よろしくお願いします。

井上:よろしくお願いします。

髙木・佐々木:よろしくお願いします。

甲木:リスナーの方には画面が見えなくて残念なんですけど、本当に素敵な女性2人に来て頂いてます。お二人は高校の同級生ということなんですよね。

佐々木:そうなんですよ。地元がずっと北九州で、戸畑高校の同級生です。

髙木:ママ友で昔からいろいろ話せる友達として2人でつるんでいます(笑)

ママだからわかる情報、ママだから知りたい情報に特化

甲木:この「キッズチャム」というサイトがどんなサイトなのか、ご紹介して頂けますか。

佐々木:はい。北九州市に特化したところを強みにして、子育て情報をウェブ上でサイトとして発信しています。ほかのサイトと何が違うの?というところなんですけれども、ここが完全ママ目線というところで。現役の子育て真っただ中のママだから分かる情報や知りたい情報を中心に発信しています。

甲木:なるほど。お二人がまさに真っただ中だからということですね。

佐々木:そうなんですよ。育児をしていて本当に欲しい情報がなくて、「そこじゃなくて、もっと深い子ども目線の情報をちょうだいよ」っていうところを、実際に私たちが発信してるという感じですね。

甲木:具体的に言うと、どんなカテゴリーになりますか?

佐々木:カテゴリーで大きく分けると、公園情報、お出かけとかイベント情報だったり、習い事情報と、小児とかの病院情報を発信しています。

甲木:なるほど。例えば子連れで行けそうな所を考えていて、到津の森とかグリーンパークとか思ったときに、さらに深い感じのものが入ってくるということですか?

佐々木:そうですね。地元の人だと、グリーンパークのイベントに行きたいことが頭があると、グリーンパークを検索すると思いますが、北九州イベントって検索しても、グリーンパークのイベントは出てこないんですよ。

甲木:なるほど。特に引っ越してきた人はグリーンパークがあることすら知らないですからね。それがキッズジャムだと分かるんですよね。

佐々木:そうなんですよ。全ての地区のいろんな箇所の施設のイベントが一覧になっているので、イベントが終わった後に皆さんがインスタで楽しかったと発信しているのを見て、「あーっ、行けばよかった!」ということを防ぐことができます。

夜中の2時や3時に携帯で作業、でも楽しかった!

甲木:先ほど子育て中のママ友って紹介しましたけれども。子育てをしながらこういうページを立ち上げたのは、お二人がホームページ制作会社で働いた経験があるとか、スキルがあるということで始めたことなんですか?

佐々木:そういうのは全くなくて、思いつきで子育て情報サイトが無いなら作っちゃおう、なんとかなるだろうという、見切り発車でした。

髙木:私に知識のある知り合いがいたので、困ったことは聞きながらサポートをしてくれる方はいたんですけど、作った経験は無かったので、右も左も分からないまま始めました。

甲木:でもすごいですね。なにかテンプレートのようなものはあるんですか?

髙木:そうですね、最初はそれを使って、今の出来上がっているサイトとは違う手作り感満載のサイトで、手探りで作ってました。

井上:更新作業とかしてる最中に子どもが泣き出したりとかは、ありませんでしたか?

髙木:私は、子どもが当時1年生だったので、少し寝たら起きないっていう状況だったんですけど、彼女は妊娠中妊娠9ヶ月時でしたね。

佐々木:そうですね。もう立ち上げを決めていたので、生まれたすぐの段階は一番忙しい時期で、夜中の2時3時に授乳しながら暗闇で携帯やパソコンで作業していましたが、その瞬間が一番楽しかったです。

甲木:育児をしながら大変だと思いますが、楽しいと思えるのはどういうところですか?

佐々木:育児だけのママという自分から離れられることや、社会と繋がっているというところですね。

インスタフォロワーは1.2万人

甲木:インスタのフォロワーも、すごい数いらっしゃるって聞きましたけど…。

髙木:そうですね。今、1.2万人います(収録当時)。

甲木:すごいですねー。やっぱり北九州市の人が中心なんでしょうか?

髙木・佐々木:ほぼそうですね。

甲木:北九州市の1.2万人のお母さんとしたら、かなりのシェアですね。

髙木:お友達に聞くと、キッズチャム知ってるって言われて、人から聞くことで知られてきてるんだなと最近本当に感じますね。

甲木:嬉しいですね。インスタフォロワーもたくさん増えたということで、最近は広告収入も稼げるようになったと聞きましたけど。

佐々木:そうですね。やっと運営資金ができるようになりました。

甲木:すごいですよね。ビジネスとして成立しつつあるということですね?

佐々木:そうですね。最初、見切り発車で良い情報が必要な方に届けば、それだけでいいみたいな感じだったんですけど、質の良い物を届けるには、やっぱり事業としてやっていかないと私たちのためにもならないし、見てる皆さんのためにもならないと思うので、しっかりそこもやっていかないと思いまして。

甲木:運営資金ができることで、プロの方に手伝ってもらえるようになったということですね。良いお話ありがとうございました。お時間も迫ってきておりますので、この辺で井上さんの感想を頂きましょうか?

井上:お友達同士感覚の素人で始められたということですが、でも実はすごく幹がしっかりして、社会に目を向けているという本格的なもので、ビジネスになってきているのはすごいと思いますし、お二人ならではと思いました。

甲木:そうですね。来週はお二人が今手掛けていらっしゃる新しいビジネスについても、お聞きしてみたいと思っています。本日は子育て情報サイト「キッズチャム」を運営している、代表の髙木美奈さんと佐々木遥香さんをお招きしてお話を伺いました。髙木さん、佐々木さんどうもありがとうございました。

井上:ありがとうございました。

髙木・佐々木:ありがとうございました。

〇ゲスト:髙木美奈さん・佐々木遥香さん(子育て情報サイト キッズチャム)

〇出演:甲木正子(西日本新聞社北九州本社)、井上圭司(同)

(西日本新聞北九州本社)

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