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【ファンファン北九州#29】「住むなら北九州」移住コーディネーター 岩﨑克司さん<前編>

西日本新聞社北九州本社が制作するラジオ番組「ファンファン北九州」。地元新聞社ならではのディープな情報&北九州の魅力を紹介しています。ラジオを聞き逃した人のために、放送された番組の内容を『北九州ノコト』で振り返ります。

移住コーディネーターってどんなお仕事?環境を変えてもっと自由に!

甲木:おはようございます!西日本新聞社 ナビゲーターの甲木正子です。

横山:西日本新聞社の横山智徳です。

甲木:横山さん、お引っ越しされたことあります?

横山:したことないんですよ。ゼロではないですけど、ずっと同じところに住み続けています。親子三代で同じ小学校に通っています。

甲木:そうなんだ!

横山:今日のゲストのお話は、憧れるけど僕にはちょっと敷居が高いというか、遠いところの話かもしれない。

甲木:それでは早速、お呼びしましょう!本日のゲスト、北九州市の移住コーディネーターとして市外から来た方に、北九州の魅力を紹介している岩﨑克司さんです。よろしくお願いします。

岩﨑:よろしくお願いいたします。

甲木:岩﨑さんのこと北九州市の移住コーディネーターと申し上げましたが、つまり引っ越ししてもらう人ですよね。

岩﨑:まぁそうですね。(笑)

甲木:具体的には、どんなことをコーディネートしているのか教えていただけますか?

岩﨑:やはり東京や東京近辺に住んでる方が多く、東京の暮らしに息がつまって、もっと自由に第二の人生を送りたい人や若い人が自分の環境を変えたいということでたくさんいらっしゃいます。価値観って千差万別で皆さん違うので、一言で「こういうことをやりたい」って無いんですよ。これが一番難しいところで。

甲木:皆さんぼんやりしてる?

横山:明確な目的があるわけでもない?

岩﨑:はい。だから、そういう人たちにアイディアをあげるとか提案してあげるとか。そういうのが結構大変ですね。

甲木:「こんな暮らし方があるよ」っていうアイディア?

岩﨑:そうですね。

Uターンも、Iターンも。好きなことをくみ取って提案

岩﨑:テレビでいろいろ北九州のPRが全国放送されて、北九州に縁もゆかりもない東京の方が、結構北九州に関心を持っていただいてます。

甲木:勤務とかでも一度も住んだことない方?

岩﨑:全然ない人が来てますね。

横山:それはIターンって言うんですか?

岩﨑:Iターンです。

横山:Uターンが戻ってくるんですよね?

岩﨑:はい。あともう1つは、Jターンというのもあるんですけど、今のはIターンということになりますね。

甲木:そういう方に岩崎さんはどんな案内をするんですか?

岩﨑:その人の好きなことを言葉の間からくみ取って、いろんな提案をさせて頂いてます。いろんな人がいますね。芸術が好きな人とか、古い歴史が好きな人とか。「新しく起業するので、そういうことに関係している人を紹介して欲しい」とかケースバイケースですね。

甲木:じゃあ、ビジネスのコンサルみたいなこともやってみたり?

岩﨑:近いようなこともやってます。

横山:どこに住みたいはもちろんですけど、どんな人に会いたいもお世話されているんですね。

岩﨑:私も前職の関係で営業をしてたので、聞かれると目つぶってパッと頭に思い浮かぶんです。「あの人!」とか「この人を紹介すると、もしかしたらこの人に響くんじゃない?」とか。そういうのが瞬間的に出てきますね。

甲木:じゃあ、移住コーディネーターにマニュアルって無いんですね。

岩﨑:マニュアルを作るのは難しいですね。最初は、作ろうとして色んな資料集めてたんですけど。

甲木:もう全部オーダーメイドなんですね。

岩﨑:だから、これが一番難しいところですね。

北九州には発掘する、おもしろくする魅力がいっぱい!

甲木:岩崎さんがその方たちにお連れしたいと思う「ここが北九州の売りだよ!」という場所ってどんなところですか?

岩﨑:実は、北九州は博多にない芸術、歴史、文化、音楽などの魅力がすごくある街なんです。

甲木:そうなんですよ!もっと言ってください!(笑)

岩﨑:そこのPRが下手なんで。(笑)美術が好きな人だったら北九州市立美術館に連れていったり、芸術や演劇が好きな人は北九州芸術劇場に行ったりとか。例えば、文学とかだったら北九州市立文学館ってすごく良いじゃないですか。

甲木:文学館良いですよね!

岩﨑:僕ものすごく大好きなんです!その方のニーズに合わせて「あそこに連れて行こう」とか考えながらやりますね。

甲木:実際、岩崎さんが移住をオススメされてこっちに住んでいらっしゃる方って、そうやって発掘して楽しく暮らしていらっしゃるんですか?

岩﨑:そうですね。例えば、短歌の会を紹介してその会に入っていただいて、同人誌に投稿されている方もいらっしゃいます。いろんな方がいらっしゃいます。

甲木:そうなんですね。北九州市は短歌や俳句も盛んな街なんですよね。

横山:そうなんですね。

キラーコンテンツは「角打ち」

岩﨑:それと、私のキラーコンテンツとしては「角打ち」なんですよ。(笑)

甲木・横山:(笑い)

岩﨑:角打ちで締めます。一緒に歩きながら「お酒飲みます?」と聞いたら、「いやー、もう毎晩飲むんですよ」って。そしたら、横で奥さんが「この人、お酒ばっかり飲んで」って言うんだけど、「じゃあちょっと行きますか?面白いところに」ってなって。角打ちとかにお連れするんですけど、すごく感動しますね。あの雰囲気、あのコミュニケーションに。

甲木:隣の人とね。

岩﨑:いろんな面白い話をして。それで「北九州の人優しいよね。優しかったよね」と言って帰っていただいています。

移住コーディネーターとしてのこれからの課題

岩﨑:ちょっと話が戻りますが、さっきのIターンとかUターンの話で、実は元々Uターンが結構多くて、Iターンが2019年に飛躍的に増えました。2018年以前はUターンで戻って来られる人が結構いて、年齢的には大体55~60歳以上の人ですが、奥さんが「北九州に行ってもいいわよ」と言って来ていただいた人たちが移住されていますね。私の友達も含めて東京に行ってる人が多いですが、友達は「もう北九州に帰りたい」一心なんだけど、奥さんが「絶対いや。帰るんだったら1人で行って」という話をよく聞きます。

甲木:妻に決定権があるってことですかね。

岩﨑:だから、東京に住んでる奥様方に、いかに北九州の魅力や来てもらうきっかけを作っていけるのかというのが、今からの一つの課題と思います。

 

〇ゲスト:岩﨑克司さん(移住コーディネーター)

〇出演:甲木正子(西日本新聞社北九州本社)、横山智徳(同)

(西日本新聞社北九州本社)

 

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