1月15日、肉うどん専門店「縄や」がオープンしました。
場所は黄金市場そば。シルバー人材センターが運営する「黄金まちや」の隣です。
祖母の味を復活させ、小倉名物「肉うどん」をもっと広めたい
元々、この地区で生まれ育ち、黄金というまちも黄金市場もここに暮らす人たちも大好きだという店主。そんな店主にとって小倉名物「肉うどん」は、お店で食べるものではなく、幼い頃から家で祖母が作ってくれていた『家庭の味』だと言います。
「祖母が肉うどん屋さんをやっていたので、普段から家でよく食べていたし、年越しもそばではなく、祖母の作る肉うどんを食べていました。同じく小倉出身の妻の実家でも肉うどんはよく食べていて、小倉で生まれ育った僕たちにとって肉うどんはそれぞれの家で少しずつ味が違う『家庭の味』なんです」と店主。
大好きだった祖母の肉うどんを再現して、多くの人にも食べてもらいたい。そしていずれは「小倉と言えば肉うどん」と言われるのが全国的にも当たり前になるくらい、広めたい…。そんな想いから、大好きなまち、黄金に念願のうどん店をオープンさせることを決意したのだそう。
頭肉のうま味と、醤油蔵と一緒に開発した出汁がベストマッチ
そんな同店のメニューは、「肉うどん」（800円）、「肉うどん 大」（880円）、「肉肉うどん」（1050円）、「肉肉うどん 大」（1130円）。「海老天」（2尾220円）、「ごぼう天」（150円）、「きつね」（80円）といったトッピングを追加して、楽しむこともできます。
今回は「肉うどん」に「きつね」をトッピング。飲食業界で働いてきた経験を持つ店主がこれまでに築いてきたつながりを生かし、馴染みのある醤油蔵と一緒に祖母の味の再現を目指し開発したという昆布とかつおのお出汁は、色は濃いめですが甘みのあるやさしい味わい。つるつる食感の麺とよく合います。
肉うどんの主役であるゴロゴロのお肉は、頭肉を丁寧に処理したもので、うま味はもちろん、箸でも切れるホロホロとしたやわらかさも特長です。
甘く炊かれた大きめのきつねも上品な味わいでした。ネギとショウガ、青トウガラシが別添えになっているので、自分の好みに合わせて量を調節できるのも嬉しいです。
そのほか、「白ご飯」（150円）、アサヒ瓶ビール・小瓶（600円）、「コカ・コーラ」（550円）も用意されています。
持ち帰り用もあり 事前予約も可能
肉うどんは、店内で食べるだけでなく、持ち帰り用もあります。
持ち帰り用の肉うどんは1人前780円。電話での予約も受け付けているそうなので、事前に予約しておけば、待つことなく受け取れます。
いずれはお取り寄せもできるようにしたいとのことでした。
午後2時からは「甘味処 小姑」に
店内は、テーブル12席・カウンター7席ほど。午後2時からは、肉うどん店「縄や」から「甘味処 小姑」へとお店が替わります。
「お客さんが多い午後0時台は難しいのですが、お客さんが落ち着いてくる午後1時過ぎからは『小姑』で提供している甘味メニューの相談も受けられるので、肉うどんを食べた後、和スイーツも食べてみたいという場合は、店員にご相談ください」とのこと。
「縄や」「小姑」どちらの味も楽しみたいのなら、午後1時過ぎからお店が切り替わる午後2時までの間が狙い目だそう。
最新情報は「肉うどん 縄や」インスタグラムで確認できます。
■住所／北九州市小倉北区黄金1-2-28
■営業時間／8:00～14:00
■店休日／月曜
■駐車場／あり ※店舗隣の駐車場1番・2番
※2023年1月28日現在の情報です
（北九州ノコト編集部）
